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中古の安いアコースティックギターを買うとき、私が見ていること

ハードオフや中古楽器店へ行くと、ついギターコーナーへ足が向く。

3,000円のギターから数万円のものまで並んでいるが、安いからといって飛びつくことはあまりない。

逆に、「この値段なら買ってもいい」と思える一本に出会うこともある。

その判断は、自分なりの基準で行っている。

まずは修理が大変な部分を見る

最初に確認するのは、大きなダメージがないかどうか。

例えば、

  • トップ板に割れはないか

  • サイドやバックに割れはないか

  • ネックの補修跡はないか

  • ネックヒールに割れはないか

  • ブリッジが浮いたり剥がれたりしていないか

  • 木材の縮みで接着部分が剥がれていないか

このあたりは修理費が高くなりやすい。

安く買っても修理代が高くつくなら、結果的に高い買い物になることもある。

次に演奏性を見る

外観よりも気にするのが弾きやすさだ。

  • Fコードを握って無理なく押さえられるか

  • 弦高が高すぎないか

  • ネックを握ったとき、人差し指の第一関節にネックの角が刺さるような違和感はないか

  • 音が詰まったような感じはしないか

  • フレットが減りすぎていないか

  • フレットの端が飛び出して手に当たらないか

少しの違和感でも、毎日弾くようになると気になってしまう。

細かい部分も意外と大事

さらに細かいところも見ている。

  • ペグのガタつきはないか

  • サウンドホールの中に大量のホコリやゴミが溜まっていないか

  • サウンドホール周りに弾き込まれた跡があるか

  • バインディングに大きな割れや剥がれはないか


Talamine TD-30 1986年製内側
だいぶ綺麗
FG-160  1972年製
意外とホール内が綺麗であった。

サウンドホール周りの弾き傷は、たくさん弾かれてきた証拠でもある。

サウンドホール周りのひき傷。今はなきFG160

もちろん、それだけで良いギターとは言えないが、「大事に使われてきたのかな」と想像する材料にはなる。

最後は音

弦が錆びていても、そこで判断はしない。

むしろ錆びた弦でも「お、この音いいな」と思えるギターは期待できることが多い。

新品の弦を張れば、さらに良くなる可能性があるからだ。

結局は「値段とのバランス」

中古ギターは新品と違って、一台一台状態が違う。

だから私は、「良いギターかどうか」ではなく、

この状態で、この値段なら納得できるか。

そこを一番大切にしている。

完璧な一本を探しているわけではない。

価格と状態のバランスが取れていて、「このギターなら一緒に弾いてみたい」と思えたら、それが私にとっての買い時だ。

中古ギター選びは、宝探しに少し似ている。

だから何度ハードオフへ行っても飽きないのかもしれない。

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