「言葉遣い」が人生を変える
vol.287
私は読んでくださった方が前向きな気持ちになる記事を書こうと努めておりますが、実は最初からそれを意図していたわけではありません。
もちろん、ビジネスヒントを届けるというのは当初からのコンセプトでしたが、noteを始めた頃を思い出すと、そこまでのポジティブな人間ではなかった気がします。
それでも、ポジティブ記事を書いていたのは、単純に実名でやっていることで、ネガティブなことが書けなかったからです(笑)
初期の頃は、「知り合いなんて誰も読んでいないだろう」と高を括っていましたが、そこはnoteの検索ヒット能力の高さもあり、結構最初の頃から社内の人やクライアントから「ブログ書いてますね〜」と声をかけられ、気を引き締めた記憶があります…
そういうわけで、毎日毎日ポジティブなことを6年も書き続けていたわけですが、気がつくと妻からも「本当に人が変わったような感じ…」と言われるほどまでにポジティブ人間になってきたのです。
そうした経験もあり
きっと、人は放つ言葉で人生を変えることができる。
と思うようになりました。
心理学の世界でも「言葉が先で、心が後からついてくる」と言われています。
実際、ダリル・ベムが提唱した自己知覚理論では、「人間は自分の行動を見て、自分の感情を判断する」と考えられているのです。
例えば
「私は前向きな言葉を話している。ということは、今の自分は前向きな状態なんだな」
という風に知覚する。
また、単純にポジティブなことを言っていると、周りから「ポジティブな人ですね」と言われる機会が増えるので
「自分はポジティブな人間なんだな」
と刷り込まれていくということもあるでしょう。
ちなみに、元プロ野球選手の中畑清さんは、若手の頃、実績が残せず苦しんでいたのですが、監督であった長嶋茂雄さんから「調子はどう?」と聞かれたら、必ず
「絶好調です!」
と言うようにしたら、のちに「絶好調男」と呼ばれるほどの名選手に。
人は自分の話す言葉に導かれるという良い好事例なのではないでしょうか😊
…逆に言えば、マイナスの言葉は自分の才能や可能性を潰してしまう…
そうしたリスクは、心理学博士・学術博士のジェイソン・ウォーカー先生も指摘されています。
〈Forbes JAPAN / 2026年2月17日〉
「キャリアの停滞を感じているとしたら、それは言葉遣いが原因である」。
そのように先生は指摘しているのですが、優秀な人・成長している人は言わない5つの言葉があるそうです。
(1)それは私の仕事ではありません
…この一言は即座に当事者意識の低さを示し、「あなたを助けたくありません」というメッセージを伝える。
(2)私にはできません
…優秀な人は選択肢を探る前に扉を閉ざしたりはしない。
(3)私のせいではありません
…責任転嫁は自尊心を守るかもしれないが、信頼を失う。
(4)それはもう知っています
…優秀な人は常にアドバイスに耳を傾ける。
(5)だから言ったでしょう
…「ほら、私の言った通り」という姿勢は野放しのエゴから生まれる古い考え方であり、リーダーシップにはふさわしくない。
常に謙虚に、上手くいかないことを人のせいにせず、何でも前向きに取り組む姿勢を大事にする。
そして、上記の5つの言葉とは反対の言葉で自分をリードしていくことで、人生はより好転していけると考えると、何だか希望が湧いてきませんか〜?
ちなみに、人への悪口も自分の人生に悪影響を与えると言われています。
他人の悪口を言うと、 脳はそれを「自分への攻撃」と勘違いし、ストレスホルモンであるコルチゾールを分泌するそうです。
これが続くと、免疫力の低下や脳の老化(認知症リスクの増大)につながることが指摘されています。
逆に、人を褒めるときは脳はそれを「自分への賞賛」と受け取り、快楽物質のドーパミンや、信頼と幸福のホルモンであるオキシトシンを分泌するそうです。
結果として、本人のやる気や幸福感が高まると言われています。
さらに、自発的特徴変換という心理現象にも注目です。
これは、「他人の特徴を語る際、その語られた特徴が話している本人自身の性質として聞き手に記憶される」というもの。
例えば、「あの人は誠実だ」と言うと、聞いた人は言った本人を誠実な人と認識するということです。
そんなわけで、良くも悪くも、私たちは自分の発した言葉によって、自分の人生に多大なる影響を与えている。
逆にそれを意識していれば、未来は明るいとも言えるのではないでしょうか😊
人は放つ言葉で人生を変えることができる。
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
