見出し画像

二刀流の風

vol.1756

この土日夏風邪ダウンしておりました…

…しかも、金曜に仕事が終わると、急に38℃まで熱が上昇し、日曜の夜になると、急に元気になるという不思議さ…

少なくとも、仕事にとって私の体は都合が良いみたいです…(笑)

いずれにせよ、本日は元気いっぱいなのですが、“カゼ”ということで、本日お話ししたいのが“二刀流への追い風”です。

もちろん、日米通算350号ホームランを達成した大谷翔平選手も凄いですが

〈日刊スポーツ / 2026年7月13日〉

今日話題にしたいのは“二刀流キャリア”

例えば、県職員二刀流です。


県職員とアイドルの二刀流

民間企業に対して、県職員副業解禁はより慎重に進んでいましたが、昨年6月総務省が全国の自治体へ出した通知や、今年4月に施行された国家公務員副業規制緩和により、副業を認める動きが急速に広がっています。

先週も島根県職員として働き、アイドルとしても活躍する金澤舞香さんのことがニュースになっておりました。

〈読売新聞 / 2026年7月8日〉

一見、県職員とアイドルというと対極的なイメージがありますが、金澤さんの目的は

「生まれ育った島根を元気にすること」。

1つの軸でつながっています。

実際、金澤さんは高校時代から

地方から都市への人口流出をどうくい止めるか

に関心があったそうで、金沢大学に進学してからも、研究の一環で移住者から話を聞く中で

「地域に根ざした活動が大切だ」

との想いを強くしたそうです。

そこで、まず選んだのが島根県職員の道でした。

ただ、そこだけに留まらなかったのは、「AKB48」大ファンであったから。

「夢へのルート」
「生きることに熱狂を!」

という言葉を繰り返し聞いて勇気をもらってきたこともあり

自分も勇気を届けたい。

と考えるようになったそうです。

そして今は、山陰地方を拠点に活動するご当地アイドルのグループ「甘酸っぱいリズム」メンバーとして活動するようになりました。

こうした二刀流の活動に対して、島根県の丸山達也知事

「大きな決断をされた金澤さんが、アイドル活動を通じて、生まれ育った島根の魅力と元気を全国の皆様に届けてくれることを期待しています」

とエールを送っています。

確かに、考えれば考えるほど県職員アイドル二刀流良い組み合わせ

今後、至る所で見られるかもしれませんね😊

「週イチ市職員」という選択肢

行政関係でいえば、もう1つ取り上げたいのが「週イチ市職員」という選択肢です。

関西電力の組織風土改革室マネジャーである浦川貴史さんは、週に1日、愛知県豊田市役所人材育成担当専門フェローとしても活躍しています。

〈日本経済新聞 / 2025年8月31日〉

市役所の勤務は週1回、オンラインで4時間程度。

そして、月1回は市役所に登庁されています。

仕事については、孤独・孤立対策住民の福祉相談窓口などを担う「よりそい支援課」で、人財育成の方針づくりなどに携わっているとのこと。

二刀流を志すきっかけとなったのは、2019年に受けた社内研修だったそうです。

「関西電力の社員の多くは社外を知らない」

という講師の言葉に衝撃を受け、まずは他社の人事担当者との読書会キャリアコンサルタント養成講座に参加。

会社や業種、年齢を超えた人々と交流する中で

「組織の外へ越境すること」

自身の成長につながると実感したそうです。

行政では利益ではなく住民サービスを最優先に考える姿勢に触れ、職員の熱意や誠実さ刺激を受けるとともに、本業とは異なる視点を得たことで発想の幅が広がったと仰っています。

同じ業界であっても、それぞれ会社で独自の文化や慣習、考え方があるので、このように職場を越境するという経験は、非常な大きな財産になるでしょう。

二刀流を育む土台づくり

一方、組織内2つの役割実現するというケースもあります。

例えば、KDDI「社内副業」です。

〈日本経済新聞 / 2023年2月21日〉

こちらは、就業時間約2割を目安に自部署以外の業務を経験できる正社員対象の人事制度で、社員・所属部署・副業先部署の3者合意のうえ半年間(最大半年間の延長可)実施でき、副業先の業務人事評価の対象になります。

社内副業は、社員にとって転職することなく他部署の仕事を経験できるため、リスクを負わず新しいスキルや人脈を獲得

異動希望がある際は、「キャリアのお試し」としても活用できるのです。

また、自らやりたい仕事を選べることで、働きがいモチベーション向上にもつながります。

企業側にとっても、社員の挑戦の場を社内に設けることで若手人財離職防止が期待できるほか、部署を越えた人財交流によって新たな視点やイノベーションが生まれやすくなるでしょう。

企業だけではなく、大学においても二刀流人財を生み出す動きが見られます。

例えば、信州大学工学部です。

〈産経新聞 / 2025年7月25日〉

同学部はこれまでの5学科13プログラムを今年度から、1学科10コース(定員485人)に改組しています。

2つの専門領域を有する二刀流人財を育てる先鋭融合コースと、工学分野を再編した9つの基幹コースで、学生と企業のニーズに応えているのです。

「二刀流人財」の育成する背景には、AIDXの進展によって、単一の専門知識だけでは複雑な社会課題解決することが難しくなっていることが挙げられます。

例えば、自動運転には機械工学AI医療機器には情報工学医学など、複数の専門分野組み合わせる力が必要です。

異なる知識を掛け合わせて新しい価値を生み出せる人財の育成を目指す。

こうした専門分野の掛け算ということを学生のうちに身につけておくことで、社会に出てからも他分野の学びを得ようとするようになるはずです。

当然、変化の激しい時代対応することができるようにもなる。

そう考えると、二刀流というのは我々ミドル世代においても重要な視点なのかもしれませんね🤔

ちなみに、私をよく知るチャッピー

「池辰彦はどんな二刀流人財になれば良いか?」

と聞いたところ、チャッピーは

マーケター×ジャーナリスト

と答えてくれました。

さらに、ジャーナリスト像に対して深掘りしていくと

「ビジネスや社会の変化を読み解き、経営者やマーケターに意味を届ける"インタープリター(解釈者)"を目指すのが一番合っている」

とのこと。

「時流を読み解き、未来を今の言葉で翻訳する」。

そんなところを今後はより意識して、私も掛け算人財になっていきたいと思います😊

本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集