はじめまして。設備屋さんのお仕事、始めます。
はじめまして。
私は現在、某サブコンの下請けとして、給排水衛生設備工事の現場で働いている設備屋さんです。
40歳を過ぎた頃、ふとこんなことを思いました。
建設業って、「教えてもらえないこと」が多すぎないか。
もちろん、先輩から教えてもらえることもあります。
でも現実は、「見て覚えろ」「見て盗め」という世界です。
もし一から十まで丁寧に教えてくれる職場で働けているなら、それは本当に恵まれた環境なのだと思います。
工期、予算、人手不足。
現場には、教えたくても教えられない事情があります。
だから私は、その問題を批判したいわけではありません。
むしろ、現場で経験してきた一人の設備屋さんとして、「もし新人の頃にこんな手引きがあったら助かったな」と思うことを書き残したいと思いました。
実は、このnoteを書こうと思った理由がもう一つあります。
本屋さんへ行くと、建設業に関する本はたくさん並んでいます。
施工管理、現場監督、資格試験、設計、積算……。
どれも建設業には欠かせない仕事です。
一方で、実際に工具を持ち、汗を流し、泥だらけになりながら建物をつくる作業員に向けて書かれた本は、私が探した限りではほとんど見つけられませんでした。
「現場では今、何をしているのか。」
「この作業にはどんな意味があるのか。」
「どんな道具を使うのか。」
「新人が気を付けることは何なのか。」
そんな疑問に、現場で働く人の目線で答えてくれる本が、もっとあってもいい。
私はずっとそう思っていました。
だから、このnoteを書き始めることにしました。
このnoteでは、工事の流れや使う道具、現場で気を付けていること、失敗談、そして新人さんに伝えたいことを、できるだけ分かりやすく書いていきます。
きっとベテランの設備屋さんが読めば、
「そんなの当たり前だろ。」
と思う内容もあるでしょう。
それでいいんです。
このnoteは、ベテランのためではありません。
設備屋さんという仕事をこれから知る人。
初めて現場へ行く人。
右も左も分からず、不安を抱えている人。
そんな人たちに向けて書いています。
そして、読み終えたときに一つだけ感じてもらえたらうれしいことがあります。
「設備屋さんって、思っていた以上にすごい仕事なんだ。」
「この時はこうすれば良かったんだ。」
そう思ってもらえたら、このnoteを書き始めた意味は十分にあります。
それでは、一緒に設備屋さんのお仕事をのぞいてみましょう。
