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国旗損壊罪は国家の尊厳を守るために必要である

自民党が国旗損壊罪の創設を進めている。これに対し、産経新聞や読売新聞は法整備の必要性を主張し、朝日新聞や毎日新聞は表現の自由への影響などを理由に慎重な姿勢を示している。

この問題は、単なる法律論ではない。

国家とは何か。国民とは何か。その根幹に関わる問題である。

日本だけが自国の国旗を十分に守れない

日本の刑法には、外国の国旗を侮辱目的で損壊した場合に処罰する「外国国章損壊罪」が存在する。しかし、自国の国旗である日の丸については、これを直接処罰する規定がない。

外国の国旗は守られ、日本の国旗は守られない。

この矛盾は以前から多くの法曹関係者や有識者から指摘されてきた。今回の法整備は、この不自然な状態を是正することが目的である。

海外では国旗保護は決して珍しくない

国旗を法律で守っている国は数多い。

ドイツでは国旗や国家への侮辱は刑事罰の対象となる。フランスでも公の場で国旗を著しく侮辱する行為は処罰される。イタリア、スペイン、ポーランドなどヨーロッパ諸国にも同様の規定がある。

アジアでも韓国には国旗損壊罪があり、シンガポールやタイでも国旗や国家の象徴を侮辱する行為に厳しい規定が設けられている。

つまり、自国の象徴を法律で守ることは、世界では決して特別な考え方ではないのである。

表現の自由と国家の尊厳は両立できる

反対する人々は「表現の自由が制限される」と主張する。

もちろん表現の自由は民主主義の根幹である。しかし、どの国でも自由には一定の制約がある。

他人への名誉毀損や脅迫、業務妨害が許されないように、国家の象徴を公然と侮辱する行為について一定の歯止めを設けることは、民主国家として十分に理解できる考え方である。

自由とは、何をしてもよいという意味ではない。

人相にも国家観は表れる

占い師として多くの人と向き合ってきた経験から感じることがある。

自分の家族を大切にする人は、自分の故郷を大切にする。そして故郷を大切にする人は、自分の国にも自然と敬意を払う傾向がある。

逆に、何に対しても感謝や敬意を持てなくなると、表情には不満や怒りが表れやすくなる。人相は、その人の心の在り方を映す鏡だからである。

国旗は単なる一枚の布ではない。

先人たちが築き上げた歴史と文化、そして国民の歩みを象徴する存在である。

それを故意に傷つける行為は、単なる自己表現ではなく、多くの国民の心を傷つける行為でもある。

国家を大切にする心が未来を守る

国家は政府だけを意味するものではない。

そこには家族があり、地域があり、文化があり、歴史がある。そして未来の子どもたちへ受け継ぐべき価値がある。

だからこそ、その象徴である国旗を守ることは、国家権力を守ることではなく、日本という共同体を大切にすることにつながる。

国旗損壊罪は愛国心を強制する法律ではない。

国家の象徴に対する著しい侮辱行為に対し、社会として最低限の一線を引くための法律である。

自由を守るためにも、自由を支える国家への敬意は失ってはならない。それが成熟した民主国家の姿ではないだろうか。

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