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副業 〜part6〜 【香取線香】


今日は、本業も終わり、副業のシフトも入っていない、ひさしぶりにまっすぐ帰れる日だった。😁

帰り道、かつて一緒に副業をがんばっていた仲間と、コンビニで少しだけ立ち話をする。
仕事のこと、近況のこと。noteのこれからの事。
「じゃあ、またね」と別れたあと、夕方の空気の中を、ゆっくりと家まで車を走らした。

帰宅からふっと抜ける息
家に着き、いつものように片付けをひと通り済ませる。
一日のざわめきが、少しずつ静まっていく。

ふと顔を上げると、玄関先の香取線香受けが目に入った。
夏の匂いと一緒に思い出がよみがえりそうな、あの丸いかたち。

香取線香に灯すもの
「今日は、香取を炊こう。」

そう決めて、戸棚から香取線香を取り出す。
くるりと丸い緑の渦をそっと持ち上げ、マッチに火をつける。
ぱち、と小さな音がして、先端に小さな炎が生まれる。

火がじわりと香取線香に移り、赤い点がゆっくりと歩き出す。
やがて、細くてやさしい煙が立ちのぼり、玄関先に、懐かしい夏の匂いが広がった。

心に残る静かな時間
仕事でも副業でもなく、誰かのためでもなく、
ただ自分のためだけに灯した、ひと巻きの香取線香。

あわただしい日々の途中で、ふと立ち止まって深呼吸するみたいに、
静かな夜が、そっと胸の奥までしみこんでいく。

感謝で終わる夜のつづき
細く立ちのぼる煙を目で追いながら、胸の奥で小さくつぶやく。
「今日も、なんだかんだで、いい一日だったな。」

朝きちんと起きられたこと。
大きなトラブルもなく仕事を終えられたこと。
元副業仲間と、他愛もない話を交わせたこと。
家に帰って、いつもの場所に「ただいま」と言えたこと。

当たり前に見える一つ一つが、
こうして香りの中で並べてみると、
どれも「もう二度と同じ形では訪れない時間」だったのだと気づく。

ゆっくりと目を閉じて、心の中でそっと言葉にする。
「今日という一日が、ちゃんと終われてよかった。
ここまで連れてきてくれて、ありがとう。」

香取線香の小さな炎が、静かに時を刻みながら、
感謝で満たされた夜を、やさしく見守っていた。


たまにある、こーゆう時間が
また明日の糧となり頑張る秘訣なんだとしみじみ思うのであった。
明日も頑張るぞ!!

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