「腹を切るわ」検事の言葉はガチだった…私が冤罪事件を調べて震えた理由
実は私、昔から「冤罪事件」を調べるのがちょっとした趣味なんです。
「どうして無実の人が犯人にされちゃうの?」という謎を追いかけていると、教科書には載っていないドロドロした人間ドラマが見えてくるんですよね。
そんな私が最近、調査中に思わず「えっ、これ本当に言ったの…?」と絶句してしまった事件があります。それが、東証1部上場企業「プレサンスコーポレーション」の元社長・山岸忍氏を巡る冤罪事件です。
何が一番ヤバいって、取り調べを担当した田渕大輔検事が放った、あるパワーワード。これ、ネットの噂とかじゃなく、「取り調べの録音・録画」にバッチリ残っていた正確なセリフなんです。
1. 相手の良心と家族を揺さぶる言葉
田渕検事は、部下の男性に対し、あたかも「嘘をついている悪人」であるかのようにレッテルを貼り、逃げ場を奪っていきました。
「何言ってんだ、ふざけるんじゃないよ!」
「ふざけんな!なんてこと言うんだあなたは。家族に誓って、両親に誓って、嘘をつかないって言ったのに。嘘をついてまだ言い訳するなんて、ひどいだろ」
「どういう頭の構造してるんですか?どういう神経してるんですか?」
「家族」や「両親」という言葉を出し、相手の良心に罪悪感を植え付け、さらには「頭の構造」という人格否定まで行っています。
2. 検察の権力を傘に着た恫喝
次に、検察官という立場がいかに強大であるかを誇示し、逆らうことは無駄だと叩き込みます。
「検察なめんのかよ!命かけてんだよ、俺たちは!」
「お試しで逮捕なんてありえないんだよ。人の一生狂わせる権力持ってるから、検察なめんなよ」
「あなたたちみたいに、金をかけてるんじゃねえんだ。かけてる天秤の重さが違うんだ、こっちは」
「人の一生を狂わせる権力」という言葉は、まさに検察の傲慢さを象徴しています。これを密室で言われた相手の恐怖は想像を絶します。
3. 「腹を切る」発言の真意
そして、決定的な一言が放たれます。
「(お前の供述が嘘だったら)俺は検事を辞めて、腹を切るわ。それぐらいの覚悟でやってんねん」
この言葉は、一見検事の熱意に見えますが、実際には「俺がここまで言うんだから、お前の記憶が間違っていると言え」という強烈な強制力として機能しました。この後、部下の男性は精神的に限界を迎え、検事の望む通りの「嘘の供述」を始めてしまいます。
4. 人生を「大罪人」と決めつける
ターゲットである山岸社長を主犯に仕立てるため、部下を「裏切り者」へと誘導するセリフも強烈です。
「(社長を騙していたということに)そうだとしたら、あなたはプレサンスの看板を汚した、世界の評判を汚した大罪人ですよ」
このように、検察が描いた「シナリオ」から外れる回答をすると、社会的、人格的に完全に否定される。この「ねちねち」とした圧迫こそが、冤罪を生み出す装置だったのです。
5. 調査を終えて:この「言葉の暴力」の結末
現在、これらの正確な音声記録が証拠となり、田渕検事は「特別公務員職権濫用罪」などの疑いで刑事裁判にかけられています。
裁判所は、これらの発言を「強迫的であり、供述の自由を侵害した違法なもの」と断じました。田渕大輔検事は、自らが放った「腹を切る」という言葉通り沙汰場に向かう心境でしょう。
6.誰が1番悪いのか?
田渕大輔検事は、大阪地検特捜部という巨大組織が描いた「必勝のシナリオ」に従い、忠実な兵隊として強引な取り調べを完遂しました。
しかし、ひとたび違法性が暴かれ世論の批判を浴びるや、大阪地検特捜部は彼を「個人の暴走」として切り捨て、守るどころか異例の刑事被告人の座へと追い込みました。
上司の指示を忠実に守った結果、たった一人で法廷に立たされる彼の姿は、巨大権力の無情な「トカゲの尻尾切り」を象徴しているようで、どこか気の毒にさえ感じられます。
