介護日記 #8|兄、介護研修(実技編)
※今回のお話には介護とは切っても切り離せない「お下の話」が出てきます。
介護研修・実技編です(笑)。
苦手な方、お食事中の方はご注意ください💩。
前回の介護日記で「一部始終はまた次回」と次回予告しちゃったので。
兄の「一人対応、介護研修」をお届けします。
時刻は午前3時頃。
父の声と母の騒ぐ声が聞こえたので、何があったのかと様子を見に行った兄。
どうやら父。
大量の💩がオムツから大脱走。
背中を伝い、布団まで到達。
父はどうしたらいいのか分からず、とりあえず母に助けを求めに行ったらしい。
すると母。
「あんたはオムツでウロウロするから、おなか冷えて下痢するんや!!」
と、緩い💩の原因究明と生活指導が始まった。
……いや、お母さん。
今そこじゃない(笑)。
現場へ向かうと、なかなかの惨状。
この辺りで兄も助けを呼んだらよかったんじゃないかと思うのだが……
人手もあるんやし。
……まぁ、パニクってたんやろな(笑)。
とりあえず、父に着替えてトイレへ行くよう伝えて、ベッドを片付けようとしたら……
「どうしたらええんや〜、何処に行ったらいいんや〜」
と、自分では何もできない父。
布団を片付けるべきか。
先に身体と尻を拭くべきか。
兄の頭の中は大パニック。
とにかくこれ以上の汚染被害を出してはいけない事に気付き、父を脱がし、おしりふきを駆使して身体と尻を拭いて、オムツを履かせるまでは完了。
兄が父に着せる服を探している間に、
BGM化していた母の声が聞こえてきて、
「これ以上ボケんように、ご先祖様にお願いしとき!!」
(母はスピリチュアルがお好き)
父は素直に仏壇の前へ行き、何やら一生懸命お祈り。
オムツいっちょである。
……カオス感がやばい(笑)。
気力を無くした兄は、汚れた服とシーツをビニール袋に包んでゴミ箱へ突っ込み、ヒートアップしてきた母を寝室へ誘導し、父を着替えさせて寝かせたらしい。
兄、本当にお疲れさま(笑)。
翌朝、その話を聞いた私が一言。
「とりあえず、お風呂に連れてって洗ったら早かったのに。」
兄。
「……そんな手が。」
どうせ脱がすし、ザッとトイレットペーパーで拭いたらシャワーのが楽やんか……。
どうやら介護には、経験者にしか分からない段取りというものがあるらしい。
ちなみに私は、その夜の騒ぎをうっすら聞いていた。
「なんか騒いどるな〜。」
とは思った。
普段なら起きて見に行く。
でも、
今日は兄がおる。
姉もおる。
どうしようもなくなったら呼びに来るやろ。
そう思った瞬間、そのまま眠りについた。
……いや、正確には起き上がれんかった。
身体が勝手に、「今日は寝とけ。」モードになってた(笑)。
てか、
「お前、大変やとは言うてたけど毎日こんなんしよったんやな……」
ってしみじみ。
イヤイヤ、兄ちゃん。
あんた、引きが強すぎやろ(笑)。
母まで参戦して、
父のオムツいっちょのお祈りとか……
そんなフルコンボ、私も経験なんかしたことないし。
……まぁ、そこは黙っといたけど(笑)。
実技研修は、無事終了。
次の夜も実技があれば、その時はちゃんと起きてサポートしたげるわ。
……多分?
私ってば、やっさしぃ〜。
