第3章|中心は 作るのではなく 顕れる
俯瞰は 集中の果てではない 当たり前のことを 明らかにすることだ
中心なき中心の 顕れ
単一の感覚だけでは 捉えきれず
触覚や筋感覚など
どれか一つで探しにいくほど 曖昧となる
呼吸
體(からだ)の所作
そして意識
少しづつ積み重ねると
ただ そこに顕れる
終わりなき収束と 限りなき拡大
中心なき中心の 顕れ
その 循環への氣づき
創道は 正そうとしない
利する薄紙を一時的に用いて
循環への氣づき を静かにうながす
無為へ至るための作為
無為は 何もしないことではない
所作を自然にふるまう 在りかた
最後には
それ自体も手放される
利する薄紙|姿勢
坐位が好ましい
坐って尾てい骨を 地に向ける
その上に背骨を積み重ね
頭部を背骨の上にバランスよくのせる
正解を探し続けない
緊張で支えなくても
崩れにくくなる方向へ向かうならそれでよい
利する薄紙|呼吸
ため息のような呼吸
上体を屈めながら脱力して
ゆっくり吐く(呼氣)
最初のうちは吐ききったと思ったら
上体をゆっくり起こし
體が吸氣を欲するがままに受け入れる
数回 繰り返しながら
脱力を味わい
呼氣が鎮まっていくところまで
介入せずに見届ける
重要なのは
正しくやることではない
終わりなき収束と 限りなき拡大
中心なき中心の 顕れ
その 循環への氣づき
利する薄紙|増幅音(ハミング)
鼻唄をうたうかのごとく
増幅音を発する
低音が響きが良い
頭部のバランスにも
利する薄紙として 意識を向けてみると
響きは 體のすみずみまでひろがりやすい
顎 喉 顔 胸 肩
響きを塞ぐ緊張に氣づいたら
そこへ意識を向け
「ほどける」という現象を
體に許す
體をゆすったり
肩を上げ下げするのも良し
響き のひろがりを味わったなら
利する薄紙を手放し
いつもの日常へと静かに還る
命名|DAN100™
今回の実践は
響き のひろがりを
俯瞰の顕れへと うながした
俯瞰は 集中の果てではない
当たり前のことを 明らかにすることだ
それをDAN100™ と呼ぶ
次回|二十四の所作 という 利する薄紙
中心は、作ろうとするほど遠ざかる。力がほどけたとき、ひとりでに顕れる。
その「顕れる」を身体で確かめられるのが二十四の所作ガイドです。登録なしで、今すぐ読めます。
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