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なぜ私は1時間かけてでもこのピザを食べに行くのか。

「いいお店」って、きっとその場で
終わらないんだろう。

帰ってきてからも、
ふとした時に思い出したり、
日常の中に入り込んできたりする。

今回書くのは、
うちの家族がなぜか何度も通って
しまうピザ屋さんの話です。

そしてその体験が、
今自分が学んでいる仕事の本質と、
重なった瞬間をシェアします。


月に一度の「カフェレポート」

私は今、山口さやかさん主催のミライストスタジオマスタープランに入り、日々、世の中の現状や個人事業主としての考え方、どのように自分の仕事設計を考えていったらよいのかなど、幅広いジャンルで勉強をさせていただいている。

さやかさんのノートはこちら

その中で、月に一回、自分でテーマを決めて続けているチャレンジがある。

それが「カフェレポート」だ。

将来ぼんやりとある
「海外でカフェを開いてみたい」という気持ちから、お店について勉強になりそうなのと、フォトグラファーとして写真を通して自分が感じたことを大切に記録していきたい。

そんな思いから、勝手に一人企画として
続けている。

一回目はこちら

2回目はこちら


今回の場所は、海の見えるピザ屋

そして今回3回目の場所は、海を見ながら
ピザが食べられるお店
だ。

このお店を知ったきっかけは、
数年前に主人が言った一言だった。

関西出身の主人
「愛知県ってさあ、全然魅力ある行ってみたいと思うお店ないよね」


「え!?失礼だな!!!」

主人
「だけど珍しく行きたくなった店がある」

一言一言失礼だなと思いつつ(笑)、
そのサイトを見せてもらった。

そこは海の目の前にあり、ウッドデッキのような
木の床で作られた、開放感のあるお店だった。

行ってみたい!!!

そう思って、その週末にすぐ訪れたのが数年前。

それから年に何度か足を運ぶ場所になった。

先日久しぶりに訪れたので、このお店について
改めて書いてみたいと思う。


なぜ1時間かけてでも行くのか

今まで何度も行っているのに、

「美味しいのと、なんか感じが好きだから」

くらいにしか思っていなかった。

でも今回は、それをもう少しちゃんと
言語化してみたいと思った。

ここのカフェは、うちから1時間以上
かかる場所にある。

それでも、このピザを食べるためだけに
わざわざ車を走らせて行っている。

数年前から、うちの長男と次男は
車酔いがひどく、自宅から10分以上
離れている場所には行きたがらない(笑)

「今度どこどこのお店行ってみようよ!」

と言っても、次に返ってくる一言は

「それ、着くのに何分かかる?」だ(笑)

そんな二人だが、なぜかここに行こうと
言うと、

「わかった!」

とあっさり了承するほどお気に入りの
場所なのだ。


このお店の空気

まず第一に、このお店の雰囲気。

着いた瞬間、目の前に広がる海。

クラフトコーラと海
主人曰く、ついついお酒が進むらしい(笑)

そして、とても風が涼しくて快適で、
一気に旅行に来たような気分になる。

かしこまった雰囲気ではないので、
子ども連れでも気軽に入れる。

でも、気分は一瞬で非日常。

「この空間にお金を払ってもいい」

と自然に思えてしまう。

室内でも食べられるけれど、
ほとんどのお客さんは外の窓のない席を選ぶ。

海と風を感じながら食べる時間そのものが、
このお店の価値なのだと思う。


ピザが美味しい理由

そして次に、肝心の味。

何を食べてもすべて

「うーーーん、もう一枚!」

と唸るほど美味しい。

でも、なぜそんなに美味しいのか。

今回初めて調べてみたところ、秘密は

小麦
チーズ

そしてピザ窯

にあるようだった。

直営農場で、無農薬・無化学肥料で
栽培された小麦は、注文されてから製粉される。

とても新鮮で、噛むと香ばしさと甘みが広がるという。

チーズも近くの場所で手作りされていて、
添加物は使わず、乳酸菌の配合や製法、
熟成にこだわりながら一つ一つ丁寧に
作られている。

私もおすすめはチーズとハチミツのハニーフォルマッジ

牛乳が届き、チーズになり、
ピザとしてお店に出るまで、
早いものではなんと2日。

このスピードにも驚いた。

そして油。

昔ながらのかまどに薪をくべて菜種を焙煎し、
国内に数台しかない搾油機で搾る。

化学薬品は一切使わず、脱臭や脱色もしていない。

純度100%の国産菜種油だそうだ。

この3つの材料へのこだわりを聞いただけで、

それぞれ調理前の単品でも
口に入れてみたくなってしまう(笑)

どうりで、味にうるさい子どもたちも、
ピザがなくなる1秒前まで無言で
ひたすら食べている
わけだ。

なくなった瞬間の言葉は
もちろん「おかわり!!!」だ。

そして、それらを最後に石窯で1分半焼く

このこだわりの材料が石窯に入ることで、
すべての材料が一つにまとまる。

本当は全種類食べてみたいのだけれど、
毎回子どもたちの不動の人気
「マルゲリータ」を2枚は必ず注文するので、
あまり新しい味に挑戦できていない。

不動の人気マルゲリータ

でも、今まで食べたものは全部、
本当に美味しかった。


このピザ屋さんが家に来た

そして、この話には続きがある。

ピザの味に主人がよほど感動したようで、

後日なんと、うちのウッドデッキに
小さなピザ窯を置き始めたのだ(笑)

生地から手作りで、ピザを作り始めた。

あれ?服のサイズのシールが貼ってある(笑)
ピザの服でピザ作りする息子(笑)

もちろん、うちから海が見えるわけでもなく、

庭にはトランポリンがあるくらいの景色だけれど(笑)

それでも、手作りのピザを子どもたちが
嬉しそうに食べている姿を見ると、

あのピザ屋さんの時間が、
うちの日常にも少し入り込んできている気がする。


やっぱり人気はマルゲリータ
手作りは好きなものを乗せられる面白さがある

いいお店は、日常に入り込んでくる

そこでふと思った。

いいお店というのは、その場で
完結するものではなく、
自分たちの日常の中にも入り込んで、
その感動を続かせてくれる力があるのでは
ないか、と。

記憶に残る感動を与える。

そして、その人の日常にも入り込んでいく。

それは、私が今マスタープランで
学んでいることと、どこか重なっている
気がした。

主催の山口さやかさんのYouTubeで
マスタープランのことを知ってから、

私の日常の中にも、それが溶け込んでいる。

朝はさやかさんのYouTubeを見て、

noteの記事を読み、

「自分だったらどうだろう?」

という視点で考えてみる。

毎日の中にさやかさんの思想が入り、

ふとした時にも思い出し、

またnoteの場所に帰りたくなる。

それってすごいことだなと思う。


帰り道の海

今回、改めて新しい気持ちでこの
ピザ屋さんに行き、とても勉強になった。

最後は、近くの海岸で少し遊んで帰るのも、
いつものルーティン。

ちょっとガニ股気味で一生懸命走る娘の姿。

海で石を投げて、どっちが遠くまで飛ぶか
競争している息子たち。

和むなあと思いながら、ふと後ろを振り返ると、

明らかに怪しいおっさん(主人)が一人、
テントの中でぐーぐー昼寝している。

おっさんの昼寝姿はさておき(笑)

そんな時間もまた、お金に変えられない
価値なのだと思う。


もし私がいつかお店を作るなら

いいお店って、きっとその場だけで終わらない。

自分の日常の中にまで入り込んできて、

ふとした時に思い出してしまうような
時間をくれる場所。

もし自分がいつかお店を作るなら、

そんな時間を作れる場所にできるだろうか?

あなたの記憶に残るお店はありますか?

よかったらコメントで教えてもらえると、
とても励みになります。

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