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第95回 ウェイアンズ兄弟の再来「最終絶叫計画 令和!(「SCARY MOVIE」)感想 2026.6.27

上映日の2,3日前に偶然知ったまさかの続編を観に台風直撃寸前の池袋へ。

1:鑑賞直後の感想

・休みの日の朝から池袋へ。
・例によって直前に上映日を知る
・「最終」シリーズ1,2作目を製作したウェイアンズ兄弟がまさかの製作。
※しかも2作目は規制要素のためろくな形で上映されなかった模様。
・考察ブームに逆行しまくった構成。整合性なんて糞くらえ
・相変らずの情報量、全方位嘲笑
・最後は内輪ネタと近年の映画業界への怒り表明
・3作目以降の監督が作っていた「裸の銃」はリメイクを最近観たが、こっちはつまらなかった。
・歴代キャストがだいたい出てたが扱いの差は大きい。

2:改めての感想

・充実した95分だったが早くも記憶薄れる
・コメディ映画を語る難しさ
・総合文化史的なパロディ映画の不在―「The Boys」は「最終」シリーズの継承者だった?
・ウェイアンズ兄弟製作の「最終」シリーズとしては25年ぶり
・エンディング評価から始める感想―長期化、リブートリメイク乱発の映画シリーズに対する逆行を見せるエンディング。殺人鬼は誰か?というお約束、殺人シーンを間抜けに見せる、最後には初代主人公らの子供世代に対して…
・冒頭のシーンでのカメオ出演が時事性と笑いを兼ね備えた豪華さ―「ワンバトル」の助演女優賞ノミネートの人が出演。受賞を逃したネタで笑いをとる。
・片倉が好きな「罪人たち」パロディもあり。教会でのゲイ克服→告白、パーティーへの脈絡を無視した子供世代の訪問、演奏シーン
・クリスティーナ・リッチそっくりなシンディの次女、チューズデー、薬物中毒者の長女サラ―殺人鬼よりも対象の方がヤバイ場面多々あり。早速長女がゴーストフェイスに襲われて入院中の妹を殺そうとする。
・殺人シーンにも気を遣う人種ネタ―鞭×、木に縄×、銃殺は…ありふれた人種差別。
・1作目の中心人物の再登場―「ハロウィン」の婆さん化したシンディ、結婚したが夫婦関係には全く見えないブレンダとレイ、25年目の高校生をやってるゲーム配信者のショーティが中心。他にも短小君や1作目のボーイフレンドも少しだけ登場。
・シリーズの役者経歴―ほとんどが今シリーズ以外ではパッとしないか動向不明な中、ブレンダ役のレジーナ・ホールだけは一番役者やってる。「ワンバトル」にも出演。
シリーズに通底する怨み―3作目以降のオファーがされなかった?ウェイアンズ兄弟の怒りが後半になって爆発。裏切って3作目以降にも主演したシンディ、ブレンダを批判。他のキャストも批判。
・エンドロールは裏方もキャストもウェイアンズ一族の名前だらけ―キャラ強い看護師もウェイアンズ一族の模様。
・型破りの中の規則―いかに1シーンの中にパロディと笑いを詰め込められるかという点では洗練。
・大筋が持続するのは中盤の人物が集合しての脱線、非論理的な推理シーンまで。それ以降は脈絡も流れも無視した人物がパロディの餌食になるシーンの連続。反考察を体現。「ゲットアウト」の催眠→KPOPデーモンハンターのエロパロの流れはやたらクオリティが高く逆に浮く。1作目で犯人だったはずのドーフィ、レポーターのオバサンは普通にパロディさつされる。
・冷静になって、本作を笑えるか―パロディ元だけでなくウェイアンズ兄弟作品を踏まえる必要があるため初見で笑うのは難しいかもしれない。
・最近の映像メディアも網羅―ショーティーの実況配信の動画サイト特有のカット割、寒い内輪ノリも再現。そこにゴーストフェイスが現れて一緒にふざけるところなども1作目のパロディも感じる。
・片倉的な不満点 射〇ネタがない!(ただし潮〇〇ネタはあり)―1,2作目で続いていた伝統芸能なためになかったのは残念。1作目のベッドシーンのパロディもあったが、今回はなんと女性器らしきものがしっかり映る。男性器だけでなく女性器も笑いの道具にするという時代の進歩?
※「ザ・ボーイズ」のマザーズミルクが大量射〇される場面にも本シリーズが影響?
・ウェイアンズ兄弟の再始動を期待―全方位を差別して揶揄して嘲笑してしまう姿勢が今の時代は必要。




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