見出し画像

23年後のアメリ

映画「アメリ」が上映されたのは、2001年だそうです。監督はフランスの監督、ジャン=ピエール・ジュネ。

2001年。当時の私は、映画が大好きでした。

映画館へ足を運んでは、観賞後にパンフを買い、余韻に浸りながら読むのが好きでした。

レンタルビデオ屋(当時はまだVHSもたくさん扱われていました)に通い、聞いたこともない作品を勘で借りてみては、アタリだハズレだと楽しんでいました。

アメリが国内で上映された当時、ドンドン人気が出て、あっという間に誰もが知る作品としてヒットしていったのをよく覚えています。

私はジャン=ピエール・ジュネ監督の作品がとても好きで、初めてみた作品は「ロスト・チルドレン」でした。

レンタルビデオ屋でパッケージの写真を見て、とても気になって借り、見た後に「大当たりだ!」と喜んでいました。

そんなジュネ監督の作品「アメリ」がヒットした当時、私は何故か、すぐに映画館に見に行けませんでした。。

多分、映画の宣伝などが女性向けにロマンチックな雰囲気で展開されていて、なんとなく気恥ずかしかったのだと思います。

ジュネ監督のダークな雰囲気が好きだったので、「アメリ」はそこまで好きな作品じゃないかもなぁ…なんて、観る前から勝手な決めつけをしてしまっていました。

結局、客足が遠のきだした頃、人もまばらな映画館で鑑賞するのですが、観終えた後、「もっと早く観とけばよかった…!!」と、大後悔していました。

そんな、映画「アメリ」のメインの舞台となったのが、パリのモンマルトルです。

アメリの働くカフェ「ドゥ・ムーラン」は、今もなお現役で営業されています。

実は、このカフェには、過去に2度訪れています。

しかし、2度とも店先まで行って、外観を鑑賞して、記念に写真撮って…中には入らずに通り過ぎてしまっていました。

なんだか、中に入ってアメリのファン丸出しになるのが、気恥ずかしかったんだと思います。。

いい年になり、3度目のモンマルトルを訪れた私は、恥ずかしがってばかりの過去の自分を引っ叩きたい気持ちでいっぱいでした。

もう恥ずかしがっている場合ではない、いつまた来れるか分からないのに…!

ということで、今回はなんの迷いもなく、モンマルトルについてすぐに「ドゥ・ムーラン」へ入店しました。

角のところに出入り口があります。

ピンクを基調とした内装に改装されていて、映画で観たカフェの雰囲気はほとんどなくなっていましたが、カウンターだけはまだ当時のままのようでした。

このカウンターは映画の名残を感じます。
店内の椅子などはピンクが基調。奥にはアメリのポスターが。

店内は、お客もまばらで空いていました。午前中だからかな?

通された席は、おそらくニノがアメリに会いに来た時座った席の左隣あたり。カウンターがよく見えて、とても良い席でした。

恥じることなく、エスプレッソとクリームブリュレを即、注文。

思ったより大きいクリームブリュレ(10€くらい)。濃いめの味で美味しかったです!

カラメルをスプーンでカチカチ割りました。

客層は、観光客と地元の人が半々、という感じでした。なんとものんびりとした雰囲気のカフェで、居心地は良かったです。閑散期だったから混んでいないのかな?

トイレに行く途中には、こんな展示が。

思い残すことなく、ドゥ・ムーランを後にしてから、モンマルトルを観光しました。

時間は限られてます。
何事にも後悔のないように、いちいち恥ずかしがらないようにしていきたいなぁと思いました。

ちなみに、ジュネ監督の作品でアメリと同じくらい好きなのは、「エイリアン4」です。

いいなと思ったら応援しよう!