アントワーン・フークア監督『Michael/マイケル』(2026)
マイケル・ジャクソンの大ファンというわけではないのに、
偶然もあり、観ることに。
モータウンなどのソウルが好きなので、
音楽映画として、とてもハッピーに観た。ノリノリで。
「やっぱ、マイケルの根っこに、JB(ジェームス・ブラウン)いるよね!」なんて思いながら。
「スモーキー(ロビンソン)以上だ」というプロデューサー?のセリフには、
「いやいや、スモーキーもいいよ」と、内心思ったり(笑)
マイケルのファンが観たら、どっち側に思うのだろう?
よくもわるくも、物語として、
ジャクソン5を産み出した「父の抑圧」というテーマが主題。
エンタメとしては、とても「わかりやすい」ので、いいとは思う。
ただ、マイケルファンだと、
「マイケルの苦悩はそれだけじゃない」とか、いろいろあるんじゃないかとは、少し思った。
いや、逆に、ファンだったら、尚更、そんなツッコミもなく、絶賛だろうか?
マイケルを演じたジャファー・ジャクソン(ジャクソン・ファミリー3男のジャーメイン・ジャクソンの子)が、とてもよい。
マイケルに肉薄していく、演技もパフォーマンスもすばらしい。
ただ、この点も、よくもわるくも、
マイケルのもつ狂気(←いい意味)とはちがった良さなので、
ファンだったら、どう思うのだろう?
ただ、映画が「人間マイケル」を描いているので、
演技も、パフォーマンスも、「人間らしい」感じは、
わたしにはとてもよかった。
滅多にシネコンには行かないけれど、
久しぶりに、「エンタメ映画もいいな~」
と思えた。
「エンタメに命かけてる」感じが、
作品から伝わってきたからだと思う。
ありがとうございました。
