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The Melody At Night,With You

誰に書いているのかをはっきりさせておこう。これは…いや、そういって断定して後悔してきたことがある…そんなふうに言い切ることは簡単だ。では、誰に書いているのか…という話になる。そういうことを繰り返しているうちに、僕は僕らしく描けるようになってきている気がしている。それは例えば、エッセイのようなものであっても、それが例えばショートストーリーのようなものであっても。自分が描いていて滑稽なことではなかった…と思うことが、数日後にはそうではなくなっているのかもしれない…。とか、そんな単純なことではなく、書いている2秒後にはおかしいと思って、何度も、3秒前に書いた文章を消しているし、濁点やら、読点の位置…なんかも気にしている。それが、何のためか…そんなことを考えているうちに、指はキーボードを叩き、僕の思考がそれに追いつこうとしている。いや、思考を指でキーボードを叩くことで弾き出し、言語化、記号化しようとしている…そうだ、僕は16分音符について、少しだけわかるようになった。もしも、16分音符について知らなかった頃の僕と、今の僕が同じ文章を書けるのか…と言ったとき、それはきっと…”描けない”…と、いいたい。けれど、それは対して重要なことではないのかもしれない。なんてことも思う。“この思う“を言ってしまうあたりもどうかと思う。

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