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【参考にならない京都軽旅】昼から酒を飲み、本屋で〆る

軽い旅だ。ここのところよくない浮遊感に苛まれ、ぽわわわんと日々を溶かしていた。これはいかんと思い、ちゃんと遊んで切り替えることにしたのだ。

とりあえず待ち合わせ場所である門真市駅を目指す。あえてその地を待ち合わせ場所にすることもないのだが、私が抱える大阪地名アレルギーの主犯である門真の地に一度降りてみたいと思ったのだ。

スターバックスコーヒー京阪守口市駅店で優雅な朝

11時集合だが、相変わらずの1時間前行動を発動し、9時半ごろには少し手前の守口市駅のスタバに着席していた。ガラス窓の向こうでは選挙演説。kindleを開き、彼らを見ながら「愛するということ」を読む。朝からエッジが効いた過ごし方ではないか。

チャイティーラテを飲み干し、門真市へ。ただの治安の悪い街というイメージしか持ち合わせていなかったが、多くの人が降りた。しかも多くの人がスーツケースを転がしている。駅前広場で待ち合わせた若いカップルが電車に乗るのかと思えばそのまま門真の街に消えていった。ここには一体何があるのだろう。やや気にはなるがわざわざ時間をかけて散策するところまでは気持ちを持っていけない。大人しく改札で友人を待つ。

伏水酒造小路で大人な昼呑み開始

友人と合流し、まずは伏見を目指す。私たちはもう大人なので、気持ちを切り替えるにはやっぱり酒じゃない。馬鹿騒ぎ酒盛りではなく、しっとり酒じゃない。大学時代から通い慣れた桃山御陵前駅で降車し、商店街を闊歩する。ここからはベタに旅をしていく。

伏水酒造小路。酒のお出迎え

「伏水酒造小路」。ここは複数店舗が集まった酒のフードコート的な店だ。昼間から紳士淑女が集い、野球を観ながら談笑している。私的には大谷大谷で辟易するが、まぁ活気があっていいじゃないか。

日本酒飲み比べ

日本酒でスタートしようとも思ったが、やはり勢いをつけるためにビールにした。友人は日本酒3種飲み比べである。とはいえ私もビールを早々に飲み干し、日本酒に移行する。

カツオたたき

友人は頻繁に旅や飲みに出掛けているが、私はフリーランスとして田舎で燻っているので、飲みにかなり飢えている。2〜3ヶ月に1回くらいしか行っていない。居酒屋めいたところに入るだけで嬉しくなり、料理が届くたびに心が弾む。

カツオたたき、さんま炭火焼き、炭火焼き枝豆、どて煮、空芯菜炒め、鶏のへしこを食べては飲む。やはり秋はさんまに限る。3種飲み比べを飲みきれないとのことで濁り酒をもらった。ラッキー。

「カツオやばいですよ」といわれてたたきを頼んだが、うまいけれどやばいというほどの感動はなかった。本当にやばいくらいうまいたたきを高知に食べに行きたい。それよりもさんまや空芯菜がとってもおいしかった。

どて煮

黄桜カッパカントリーでCMループを観る

かなり気持ちいい酔いで店を出て、あたりをフラフラと歩く。途中「黄桜カッパカントリー」へ。黄桜の過去CM集を繰り返し観て、「night swim」というしゃれたパッケージの酒を買って出る。

外のテントで酒が売られていて、そのなかに甘酒を発見。米麹の甘酒だが、酸味が加えられていて、サラサラしていて、かなり飲みやすい。これはすごく好きだ。日々の甘酒作りのヒントになったかも。

https://kizakura.co.jp/restaurant/country/

伏見夢百衆で一息

その後前々から気になっていたというか頭の片隅に「ここがあるな」とインプットしていた「伏見夢百衆」へ。ここは元は月桂冠株式会社の本店であり、大正時代に建てられた歴史的な建物の中にある。利き酒イベント的なものが行われていて、たくさんの人が来ている。

ナイスセット

酒粕フィナンシェ・酒まんじゅうとコーヒーのセットで一息つく。どちらもほんわかした甘みで疲れを癒すのにうってつけだ。結局旅は食べるか飲むかに落ち着く。時間が許せばもう少し観光や体験も楽しみたいのだが今日は難しい。途中有名な「寺田屋」を少しのぞいて駅へ向かう。

麺屋聖でラーメンを啜る

あとはもうラーメンを食べたら終わりだ。少し離れているが、一乗寺へ向かう。叡山電鉄って私の中でなぜか特別感があって、乗るだけで旅感が強まる。

友人のあっさり系希望を元にビジュアルで選んだ「麺屋聖」。開店5分前くらいに着き、一番に入れた。1人で来ていたら一番に並ぶのは恥ずかしいので、周囲をウロついてもう少しあとに入るが、友人がいれば強気である。

写真がうまそうという以外なんの前知識もなく訪れたが、ラーメンにミスチルの曲の名前がついている。そういうのがやや苦手なのでちょっとウッとするが、「シンプル」という王道醤油的なものを注文する。「チャーシュー厚め」か「チャーシュー薄めと煮卵」かのどちらかからトッピングを選べる。私は厚めを頼んだ。

シンプル

これはかなり好きなやつだ。ちょっと時間が空いたのでスープの味の記憶が薄れてしまったが、バランスがよくて最後までおいしく食べられた。チャーシューが思った以上に分厚く、ホロホロ。スープの味を壊すような強い味付けでないのが好印象だ。これはかなりおいしい。

恵文社一条寺店で〆る

腹を満たし、偶然前々から行ってみたいと思っていた恵文社へ。思った以上に広く、図書館のような静寂が広がっている。もうすぐ閉店かつ、私たちもそろそろ帰らないと行けないので気持ちが急いて落ち着いて見られなかった。私好みの本がたくさん売られていたが、この日は我慢し、後日ゆっくり訪れようと決めた。

帰りは十三まわりで帰る。夕食が早めかつラーメンのみだったのでやや腹が減る。しかし乗り換えの宝塚駅にはぱっと食べられそうな飲食店がまったくない。仕方なく、駅構内のコンビニで「豆乳チョコバー」的なものを買い、ホームの椅子でパクモグ食べた。

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