第四回 貴方の魂を震わせる!Pink Floyd「Comfortably Numb」ギターソロ攻略法

誰もが一度は耳にしたことがあるかもしれません。あの哀愁漂うギターソロ-です。Pink Floydの不朽の名作「Comfortably Numb」です。初心者の方もこのソロを弾いてみたいと憧れているのではないでしょうか?
「難しそう…。」と諦めるのはまだ早いです!この記事では初心者の方でも「Comfortably Numb」のギターソロを弾けるようになる為の、具体的な練習方法とコツを解説します。



なぜこのソロは難しいのか?

「コンフォータブル・ナム」のギターソロはその美しいメロディと、エモーショナルな表現力で知られています。しかし初心者にとっては以下の点が大きな壁となります。

  1. チョーキングのニュアンス: このソロはチョーキングを多用し、微妙な音程の変化で感情を表現しています。初心者は正しい音程で、かつ感情を込めてチョーキングすることが難しく、ロボットのような演奏になってしまいがちです。

  2. ビブラートの深さ : ビブラートもこのソロの重要な要素です。
    初心者はビブラートをかけ過ぎたり、逆にかけなさ過ぎたりして、ソロの雰囲気を壊してしまうことがあります。

  3. リズム感: このソロは決して速い訳ではありませんが、タメやハネといった独自のグルーヴ感があります。初心者はメトロノームに合わせて弾くだけではこのソロの持つ独特の雰囲気を表現することができません。

結果と結論:練習次第で必ず弾ける!

上記のような難しさがあるものの適切な練習方法を実践すれば、初心者でも必ず「コンフォータブル・ナム」のギターソロを弾けるようになります。

練習のポイント


  1. タブ譜を活用する: まずはタブ譜を見ながら、正確な音程とリズムで弾けるように練習します。

  2. チョーキングの練習に時間をかける: チューナーを使いながら、正しい音程でチョーキングができるように繰り返し練習します。また様々な深さのチョーキングを試して、ニュアンスの幅を広げます。

  3. ビブラートの練習をする: 指の力加減や速度を調整して、様々な種類のビブラートをかけられるように練習します。

  4. 原曲を聴き込む: 原曲を繰り返し聴いて、ギルモアの演奏ニュアンスを体感します。

  5. 自分の演奏を録音する: 自分の演奏を録音して聴き直すことで、客観的に自分の課題を見つけ出すことができます。

ペンタトニックスケール

6弦の左から2つ目を7フレットのポジションでみて、考えて演奏をします。

楽曲解説TAB

Comfortably Numb

チョーキング部分はきっちりと1音分上げることが重要です。
この曲はゆったりしていますが、チョーキングのスピードが比較的に速いので、ドアノブヲ回すように動かす動作を気持ち早めに回転させてチョーキングします。指がしんどい場合、薬指を軸に中指と人差し指を添えると楽になります。

Comfortably Numb

ここもチョーキングをきっちりと上げることです。ビブラートの箇所は大きく早く揺らします。



Comfortably Numb

ここのセクションはチョーキングをきっちり決めたあとはペンタトニックの常套句をきっちり弾き切ることを考えれば良いです。


Comfortably Numb

ここもチョーキングをしっかりとピッチを間違えずに速く上げきることが重要です。後半のコードは弾いたあとに少しコード全体を揺らすと感じが出ます。

Comfortably Numb

このセクションもチョーキングのあと、音符の長い箇所はビブラートをしっかりと揺らすことがポイントです。


Comfortably Numb

このセクションもチョーキングがポイントです。
到達点にいくのを速く、少しビブラートをかける余裕をもつことが重要です。

Comfortably Numb

入ポジションにいどうしたので、運指が細かくなります。チョーキングのある箇所とない箇所がありますが、ロングトーンの箇所は尾部ラードが必須です。大きく早い揺れを出すことが重要です。

Comfortably Numb

ここのセクションもチョーキングが重要です。長く続く音に関してはとにかくビブラートをかけます。

Comfortably Numb

楽とのダブルストップを決めて、フィニッシュです。最後はビブラートを大きく揺らして終わります。


ピンク・フロイドの「Comfortably Numb」を攻略することは単に楽譜の音をなぞることではありません。それはデイヴィッド・ギルモアという巨匠がギターという楽器を通じて吐き出した「孤独」や「陶酔」といった感情の層を自分自身の指先で一枚ずつ剥がしていくような極めて内省的でクリエイティブな旅です。
初心者のうちはチョーキングの音程が届かなかったり、ビブラートがぎこちなかったりと理想の音とのギャップに苦しむこともあるはずです。しかし「届かない音」を埋めようとする試行錯誤の中にこそ、貴方だけの表現が宿ります。完璧なコピーを目指すのも良いですが、最終的にはギルモアがそうしたように目を閉じて、その瞬間の空気感を音に閉じ込める喜びを感じてみて欲しいと思います。

第2ソロ:奈落へ突き落とされる「陶酔」の咆哮

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