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【助産学生が教える】助産師になる方法 受験・実習・向いてる人

こんにちは、助産学生の玉響です☕

今日は助産師という仕事に興味がある人、助産師になりたいけど目指し方が分からない人向けにどうすれば助産師になれるのか説明していきたいと思います。


助産師ってどんな仕事?

助産師の仕事として誰もが思い浮かべるのがお産の介助だと思います🤰
陣痛中のお母さんをサポートして、赤ちゃんをとりあげる。これが最もポピュラーな助産師像だと思います。

法律的には「厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子」と定義されています。簡単に言えばママと赤ちゃんをサポートする人ってことです🫶

実際のところ、助産師の活躍の場は広まりつつあり、学校での性教育や産後ケアで活躍している助産師もたくさんいます。
助産師のケアの対象はママと赤ちゃんが中心ですが、月経、更年期など女性が抱える健康問題全てを対象にしており、まさに女性の味方のプロフェッショナルです👩

自分で助産院を開業することができます👩‍⚕️ お産以外におっぱいのケアや授乳相談、育児相談、産後ケアの場としても、助産院は助産ケアの重要な拠点です💕

助産師へのルート

助産師は国家資格です。助産師養成所(学校)を卒業して国家試験に突破した人が助産師免許を与えられます。

そして助産師免許をとるにはまず、看護師免許をとる必要があります。そう、実は全ての助産師は看護師でもあるのです😎
なので看護師免許を持っていない人が助産師になりたい!と思った場合、まず看護師を育てる学校に入る必要があるのです。看護専門学校や看護大学に入学して看護師国家試験を突破して看護師免許を取得する必要があるんですね。

看護師免許と助産師免許をとるためのルートはいくつかあります。最短4年、最長6年です😎

①看護専門学校3年+助産専門学校1年
②助産師免許が取れる看護大学4年
③看護大学4年+助産師専門学校1年
④看護大学4年+大学院助産師養成コース2年

わたくし玉響は④の最長コースを選びました。理由は学士+修士の学位がとれるからです🙂‍↕️
簡単にそれぞれのルートについて説明していきましょう。

①看護専門学校3年+助産専門学校1年
最短ルートです。ただし学費も最安値になるかと言われると微妙。奨学金や生活費次第では高くつきます。職業訓練校要素が強く、ガッツがある人向けです。社会人経験のある方は職業訓練給付の対象になるので、進んで選ぶ社会人は少なくありません。

②助産師免許が取れる看護大学4年
看護系大学の中には看護師免許に加えて助産師免許も同時に取得できる学校があります。ただし、助産師コースは学内選抜を勝ち抜いた人のみが選択可能で、100%と言っていいほど激戦です。定員数をしっかり調べておきましょう。卒業して得られる学位は学士です。

③看護大学4年+助産師専門学校1年
看護大学で看護師免許を取得した後、助産師専門学校を受験して進学するルートです。②の選抜に失敗した場合にこちらのルートに進む人もいます。
助産師専門学校と同じような扱いで、大学の助産専攻科助産別科と呼ばれる学校もあります。こちらも1年制の学校ですが大学に併設されており、教員は学位を持った助産師たちです。
専門学校でも専攻科や別科でも1年制の学校では学位が得られないため、得られる学位は大学卒業で得られる学士のみです。

④看護大学4年+大学院助産師養成コース2年
看護大学で看護師免許を取得した後、大学院に進学するルートです。大学院の進学には学士の学位が必要、つまり四年制大学を卒業している必要があります。
大学院は2年制です。1年制の学校との一番の違いは修士論文を書くこと。助産師国家試験を受験するために必要な授業の単位数は1年制の学校と同じですが、それに加えて修士の学位を得るための単位数が必要です。卒業すると学士+修士の学位が得られます。

助産師学校について

どのルートをとっても助産師学校は高倍率です。受験がまず最初の大きな関門になります。
そもそも助産師国家試験の受験人数は2000人程度。看護師国試の受験人数が6万人程度であることを考えるとめちゃくちゃ少ないです。そのため、日本全国の助産師学校の数は多くありません。

⬇助産師養成校一覧

https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2019/02/22/1353400_03.pdf

こちらが全国の助産師養成所の一覧です。
ただし昨今の少子化の影響で実習に必要な分娩件数が確保できず、閉校や規模縮小を決めている学校がたくさんあります🫥 必ずご自身で最新情報を確認してください。

受験科目は英語、母性看護(看護師国家試験のうち助産に関連する科目)、小論文、面接など。
助学受験に関しては私の知見をまとめたnoteを出しているので、ご興味があればぜひ🥰

実習はめちゃくちゃ大変

助産師国家試験を受験する要件に「10件程度の正常分娩の介助」があります。
つまり、学生の身でありながら実習で10人の赤ちゃんをとりあげる必要があります👶🏻💓

資格を持たない状態で産婦さん(お産中のお母さん)と関わり、ガウンを着て、手術用の手袋をはめて、赤ちゃんが出てくるお手伝いをして、一番最初に赤ちゃんを抱き上げて、お母さんの胸に渡して、へその緒を切ります。

母子2人の生命に関わることなので必然的に指導は厳しくなりますし、分娩件数が少ないと泊まり込みで実習を行うこともあります。
学校によっては隣県にマンションを借りて同期と一緒に暮らしながら、夜間は呼び出し待機をしつつ実習をすることも。

先輩に「助産学校はどのくらい大変でしたか?」と看護学生の時に聞いたら「看護学校の7倍キツイ」と言われました🫠 
当時は想像がつきませんでしたが、実習を終えた今は「そんなものじゃない😇」と思っています。 

助産師に向いている人とは

まだ学生である私の考えです。なので助産師に向いている人、というよりは助産学生に必要な要素に近いかもしれません🤔

①体力オバケ
実習中は8時には白衣を着てナースステーションにいます。分娩に時間がかかれば夜まで病院にいます。帰ったら記録です。分娩があれば振り返りに4時間はかかるので、深夜2時ぐらいまではかかるでしょうか。夜間の呼び出しがある時もあります🫠
実習期間中ずーっと24時間いつ呼ばれるか分からない状態というのは、心理的にかなり疲れます。

②人と関わるのが好き
お産は産婦さんからしたら長いけど、たった数時間で自分の子をとりあげるという重要な役割を任せるに足る信頼関係を築かなければなりません。短くね?
家買うってなったら10回ぐらい打ち合わせするし、人生の伴侶探しともなれば数年かけるよ?
それを乗り越えていけるだけのコミュニケーション能力が必要です🥰

体育会系ノリに順応できる
看護学生がナースステーションで軍隊並みの挨拶をしているのはある程度一般に普及した事実だと思うので、看護師が体育会系ノリであることはなんとなく予想がつくかと思います。
助産師は指導が看護の比でない熱量なので、必然的に体育会系になります。「なんも分かりません!ごめんなさい!教えてください!」ができる人じゃないとキツイです。文化部育ちのインドアもやしにはちょっと……キツかった……🫠

助産師の仕事が好き
お金のためにするなら他の仕事を選んだ方がいいと思います。お金のためでは成り立たない部分が大きいです。誇りとか愛とか、やりがいを感じられるものを持ってないと続かない。
私は子どもが大好きです。だから助産師を選びます。

⑤学び続けられる
私は10件の分娩介助の実習を終えました。じゃあもうお産をとれるようになったのか?と言うと全くもってそうではありません。無理です🙅‍♀️10件ぐらいじゃなんも分かりませんでした。何も学んでないわけではなく学んでも学んでもなんも分からないんです🫠
この道10年20年のベテラン指導者さんでも毎日勉強しています。70歳のベテラン助産師さんが「この歳になってやっと自分のおっぱいのケアが確立した。いつまで経っても自信はないし、日々試行錯誤だけどね。」と仰っていました。
医療の常識は日々進歩し、新しい概念が発見され、新しい機械が導入されていきます。ずーーーーっと学び続けないとなんです。

おわりに

今回は助産学生の立場から助産師になる方法を説明しました😎

助産師は尊い仕事です。それはハッキリ断言できます。でも万人にすすめられる仕事かと言われると、それは違います。実習は厳しいし、教育に時間も金もかかってるにしては給料は見合ってないし、少子化の昨今は助産師は大きな影響を受けていて将来性がある仕事とは言えないでしょう。

それでも覚悟を持って挑むのであれば、私は全力で歓迎・応援します🤗 一緒にがんばろうね💪

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