夫という生き物について。
うちの夫は、何もしない。と
いう主張をする妻サイドは多いように思う。
それは、あらゆるドラマや映画、漫画などの
作品の中でも、夫への愚痴を語るシーンは多いし
今まで関わってきた周りの人々から聞く事も多い。
世間一般的な意見なのだろう。
いざ、自分が夫になってみて分かった事がある。
それは、何もしないという事について
厳密には、グラデーションがあるという事だ。
全く何もしない〜全部やる。
それに、家庭環境の状態。
経済的な状況。周囲との関係性など。
色々なベクトルでグラデーションがあるのだ。
夫婦という関係で、毎日同じ家で過ごす上で
やるいわゆる家事というもの。
食事、掃除、洗濯、ゴミ出し、などなど。
これらの事は、だいたい毎日のように行う事だ。
これらの事に、夫が参加しない事への
不満が、世間一般的な意見なのだろう。
総称して、「夫が家事をしてくれない。」
と、まとめられているだけだ。
人には、それぞれなので
もちろん、全く何もせずにスマホで
パズドラばかりやって
出てきた料理にうまいだまずいだ、文句を言い
鼻をかんだティッシュをそこらへ投げ捨て
ゴロゴロしているだけの夫も
世の中には、いるだろう。
もちろん、そんな夫は、非難轟々となっても
致し方ない。
私は、そこまでの愚者では、ない。と思う。
それなりに一人暮らしもしてきて
ご飯を作るのも洗濯も掃除も、
割と好きな方だし、積極的に出来る。
完璧と言わないまでも
愚痴を言われるような夫には、ならないだろう。
と、そんな風に思っていた。
しかし、思わぬ落とし穴があった。
それらの、出来に対しての愚痴があったのだ。
掃除や、洗濯、ゴミ出しのタイミング
皿洗いのクオリティ、
それぞれのやり方、
それに対して、愚痴を言われてしまう。
さすがに料理に対しては言われないかと思いきや、
後で使おうと思ってた食材を使われてしまっただの
そのタッパーはとっておいてほしかっただの。
まず、
やる、やらないの2択があって、
どちらかといえば
やる、の多い方だと思うので
良い方だろう。と思っていたのだが
それが、そもそも傲慢であり、
クオリティも、妻に合わせなければ
やる、に含まれないという事もあるのだ。
という事を思い知る。
自主的にやってるんだから、文句言わないで。
と、めちゃくちゃ思う。
皿洗いで使う水の量や
ゴミ袋の使いすぎ
洗濯も、もう少し溜めてからしてほしい。
いや、まぁ、分かるけど
自主的にやってるんだから、文句言わないで。
思っても口に出さないで。
とめちゃくちゃ思う。
文句言うなら、そっちがやってよ。
となってしまう。
そうして、
夫は、萎縮していき
何もせずゴロゴロしているだけという
烙印を押されて
肩身の狭い思いをする事になるのだ。
これは、おそらく
いわゆる嫁姑問題と、同じ事なのではと思う。
姑の求めるクオリティに嫁が届かないために
チクチク言われて、イライラする。
ギクシャクが生じるのだろう。
嫁姑の場合は、嫁の立場が弱い傾向にあるので
もっと辛いものがあるだろうけど。
仕事でもそうだ。
人のやる事に完璧を求めれば求めるほど
期待を裏切られるカタチになる事は多い。
それに対して、カッとなってはいけない。
嫁姑問題と同じなのだ。
裏切られないようにするには
完璧を定義しなければならない。
完璧とは何か。
完璧と比較した時に、120点なのか60点なのか。
しかし、なかなかそんな決まりを作れない。
なので、結局、適度な期待値で、
思った事も、なるべく口に出さず
ほのぼのと過ごすのがきっと1番なんだろうな。
世の夫よ。がんばろうね。
