株式投資でよく使われる言葉
株価と株式時価総額
「株式」とは株主が出資した会社の持分を細分化したものであり「株券」とは株式会社の出資者の地位を表す有価証券です。
そして「株価」は株式に付けられた値段を意味し、株価に発行済株式数を乗じた金額が「株式時価総額」です。その会社を完全支配するためには全ての株式を手に入れる必要があるため、株式時価総額とは、そのときにおける会社の値段であるとも言えます。
株式時価総額 = 株価 × 発行済株式数
ほんとうに失われていた30年
外国企業の株式時価総額をドルベースで比較する場合は為替レートの影響も受けますが、1989(平成元)年は、世界の時価総額ランキング上位20社のうち13社が日本企業であるという輝かしい時代もありました。
ほんとうに、失われた30年だったのですね。
令和のこれからに期待しましょう!

の上位を日本企業が独占!
(出所:データで見る”経済が失われた時代・平成
次の時代をどう乗り切るか)
会社間での株価の比較
発行済株式数の異なる会社どうしの株価を、単純に比較しても企業価値の大小を計ることはできません。
たとえば東証プライム市場に上場する老舗大企業の株価が500円であり、グロース市場の新規ベンチャー企業の株価が50万円ということもあります。
両社の当期純利益の水準が同じである場合には、大会社の発行済株式数がベンチャー企業の1,000倍あれば、株価は1,000分の1になるわけです。
株価 = 株式時価総額(会社の価値)÷ 発行済株式数
出来高
株式売買取引の数を「出来高」といい、株式市場の活発さを表します。
1日に売買された株数が10,000株であれば出来高は10,000株となります。
ただし、1株当たりの株価が高い銘柄も多いため、単純な株数ベースでの出来高よりも、売買代金により売買量を見るほうが実態に合っています。
日経平均株価(日経225種平均)・・・ 日本経済新聞社が算出
「日経平均株価」は、東証プライム市場に上場する銘柄のうち代表的な225銘柄を選び、株式分割や合併などの市況以外の要因を調整したうえで、その株価の平均を指数化したものです。
銘柄変更が実施されたときには、分母の「除数」を修正することにより、過去からの指数との連続性が保たれています。
日経平均株価は、株価を平均した指数であるため、株価の高い銘柄の値動きに影響されやすい特長があります。
日経平均株価 = 225銘柄の株価合計 ÷ 除数
東証株価指数(TOPIX) ・・・ 東京証券取引所が算出・公表
「東証株価指数(TOPIX)」は、東証プライム市場の株式時価総額を基準日(1968年1月4日)の時価総額で割って100を掛けることにより、基準日と比較して時価総額がどの程度大きいかを見る指標です。
(注)1968年1月4日の時価総額 ・・・ 8兆6,020億5,695万1,154円
東証市場区分の再編を契機に、TOPIXの見直しが実施されています。
第一段階として2025年1月には、投資対象としての機能性を高めるため、旧東証第1部の約2,200全銘柄から東証プライム市場の約1,700銘柄への見直しが完了しました。
さらに第2段階として2028年7月までには、指数の連続性を確保しつつ、TOPIXの網羅性、機能性を高めるために全市場区分(プライム市場・スタンダード市場・グロース市場)を対象とした約1,200銘柄が選定されます。
2028年10月以後は、毎年、銘柄の定期入替えが実施される予定です。
基本的に、東証株価指数は時価総額の増減を指数化したものであるため、時価総額が大きい企業の株価変動に大きく影響されます。
東証株価指数(TOPIX)
= 当日の東証対象銘柄の時価総額 ÷ 基準日の時価総額 × 100
NYダウとS&P500
NYダウは米国を代表する上場企業30銘柄株価指数であり、S&P500は米国上場企業のうち代表的な500銘柄の株価を時価総額比率で加重平均し指数化したものです。
いずれも、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が銘柄選定と算出を行っています。(NYダウを公表していたダウ・ジョーンズ・インデックスと、S&P500を公表していたS&P社が2012年に合併し、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社となった)

