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【自分の話】昔語りをしたいお年頃になったら気を付けたいこと

気がつくと、昔話をする年齢になっていた

最近、ふと思うことがあります。

「ああ、自分も昔話をするな。」

と。

気をつけないと、つい言いそうになるんですよね。

「昔は〇〇だった」

と。

でも、ひとつ気を付けているのが

「昔はよかった」

と言わないようにすること、です。

昔のことって、ちゃんと思い出してみると「本当に良かったか?」と、ちょっと疑問を持つんですよね。


思い出すのは、楽しかったこと

まだ20代のころ。

サラリーマンをしていた時の会社は、なんというか、雑で豪快でした。

飲み会の場面では、

3件目まで上司に付き合い、その後、最後に若手で飲みに行く。みたいな。

25時を超えると、先輩のタクシーチケットを使い帰らせてくれました。

翌日の多少の寝坊くらいなら

「あほか!寝坊するな!」

と流されるような、
どこかおおらかな空気もありました。

もちろん、寝坊が続くとちゃんと指導されたりははするんですけどね。

そういう部分だけ思い出すと、
確かに「昔は良かった」と言いたくなる気持ちも分かります。

でも、

ちゃんと思い出すと、それだけではありません。


当時は当時で、なかなか大変だった

当時は、人事や評価が
上司の好き嫌いで決まることもありました。

理不尽だなと思うことも、正直、かなりありました。

そして今なら完全にアウトな、
かなり強烈なパワハラ(物理的に蹴られる)も普通にありました。


では、その頃の自分はどうしていたかというと。

「まあ、仕方ないか」

そう割り切りながら、
表では従い、
陰では上司の悪口を同期に広めてすこし抵抗する。

そんな感じでやり過ごしていた気がします。

今振り返ると、
モノを知らなく、若かったから耐えられていた部分も
あったのかもしれません。


人は、過去を少しきれいに思い出す

人の記憶というのは不思議なもので、
時間がたつと嫌なことは少し薄れていきます。

そして、楽しかったことが残る。

だから

「昔は良かった」

という言葉が生まれるのかもしれません。

でも実際には、

昔には昔の大変さがあり、
今には今の大変さがあります。


昔話は、コミュニケーションでもある

もし昔話をするなら、
少しだけバランスを意識したいなと思っています。

当時の良かったところだけではなく、
当時の大変だったところも話す。

そして、話した分だけ、相手に今のことを聞きます。

そうすると、聞いてくれている人も

「(一方的に)昔の自慢話を聞かされている」

という感じではなく、ちゃんとした会話が成り立ち、

「この人は今の自分たちのことも理解してくれている」

と感じやすい気がします。

それはきっと、聞き手の若い方へ向けた、おじさんからのちょっとした気遣いです。


今も昔も、それぞれの時代

今も昔も、
いいこともあれば、
困ることもあります。

それは、きっと、どの時代でも同じです。

だから

昔が良かったとか、
今が良いとか、

そんな単純な話ではなくて。

「そういう時代だったんだな」

くらいの距離で眺めると、
むしろ面白いのかもしれません。

そして何より。

私たちは、今を生きています。

昔をどうこう言うよりも、
今に向き合う。

それが一番大事なのかもしれませんね。

何か、昔を思い出して懐かしかったことがあればコメントお願いします!