💻夏休みの宿題をAIで再現してみたら…小学生から美大生まで驚きの違い
今年の夏休み、うちの事務所はなぜか毎日ちいさな託児所状態でした。
同僚の子どもたちが入れ替わり立ち替わり遊びに来て、にぎやかな日々。
しかし8月も終盤、雰囲気は一変。
みんな宿題に追われ、図工や美術の宿題の絵を描いていたのです。
小学1年生のクレヨン画から、高校生の油絵まで──
学年によって絵の表現がまるで違うことに驚かされました。
そこでふと考えました。
「この年代ごとの“絵の違い”を、AIで再現できるのだろうか?」
試しに最新の画像生成AI「Midjourney v7」で、
ペルソナ(=描き手の人物像)を設定し、同じ題材で描かせて比較してみました。
題材は「夏の終わり × 花火」。
小学生から美大生までの6パターンを並べ、最後に特別展示として「プロ絵師編」もご紹介します。
1) 小学1年生 × クレヨン画
「きょうはおかあさんと はなびをみました。ピカピカしてたのしかったです。」

解説
太いクレヨンの線、塗りむらやはみ出し
花火は星や丸の記号的な表現
家族が棒人間で描かれている
夜空が明るい群青で“夜っぽさ”を記号的に表現

2) 小学3年生 × 色鉛筆画
「はなびが川にうつって、すごくきれいだったよ。もっとじょうずにかけるようになりたいな。」

解説
色鉛筆のグラデーションを使って夜空を表現
川面に反射を描こうとする試み
屋台や観客を描き込み始めているが歪みあり
輪郭線が濃く、子どもらしいぎこちなさが残る

3) 小学6年生 × 水彩(図工の宿題)
「夏のさいごのはなび。すこしさびしいけど、空にひかってとてもきれいでした。」

解説
水彩特有のにじみやムラを活かした空
花火の放射線が少し楕円で歪んでいる
草やトンボなど“夏の終わり”を象徴する要素を追加
図工の授業で描いたような「宿題感」のある雰囲気

4) 中学生 × デジタル(タブレット初挑戦)
「はじめてタブレットで絵を描いた。光の表現はむずかしいけど、花火のギラギラ感がうまくできたかも。」

解説
タブレットらしいスムースな線とエアブラシ
花火に過剰な発光やレンズフレア効果
高彩度なネオンカラー(マゼンタ・シアン・ライム)を多用
頑張って“映える”雰囲気を狙っているがぎこちない

5) 高校生 × はじめての油絵(キャンバス)
「はじめての油絵は思ったよりむずかしい。色がにごってしまったけど、花火の大きさは出せたと思う。」

解説
厚塗りの筆跡(インパスト)が重くキャンバス地が見える
花火の色が濁り気味でバランスも不安定
背景や観客のシルエットは荒く表現
「作品にしたい」という意欲が伝わる完成度

6) 美大生 × 油彩 or アクリル(完成度高)
「夏の終わりの夜空に、光と影のコントラストを込めた。静けさと切なさを描けたと思う。」

解説
構図や色彩設計が洗練され、バランスが取れている
ターコイズ・オレンジ・マゼンタの限定調和で大人の配色
川面の反射や大気遠近法で空気感を表現
美大生らしい観察力と技術の高さを感じさせる

幕間
ここまでで、小学1年生から美大生までの「成長の階段」を一通り比較できました。
同じ「夏の終わりの花火」でも、描き手が変わればまったく違う表現になるのがよく分かります。
ではここからは番外編。
「もしコンペで賞を獲るようなプロの絵師が同じ題材を描いたら?」というエキシビションです。
7) プロ絵師 × コンペ受賞レベル
「夏の終わりを告げる夜空に、光の刹那を描き留めた。歓声の余韻と、秋の気配が心に残る。」

解説
コンペ受賞作を思わせるシネマティックな構図
浴衣姿の観客シルエット、川辺の草、屋台などの細部まで緻密に描写
花火の爆発と散る火花の描写が圧倒的にリアルで迫力ある
限定パレット(藍・金・紅・紫)で統一感を持たせ、洗練された色彩
HDR的な光表現と空気遠近法で立体感と詩情を両立
一枚の絵で「夏の終わり」の物語を感じさせる完成度

まとめ
AIは単に絵柄を変えるだけではなく、「描き手の視点」そのものを再現できる──。
子どもの無邪気なラクガキから、学生の挑戦、プロの洗練まで。
同じ「夏の終わりの花火」でも、描き手のペルソナによってこれほど多様な世界が広がるのは驚きでした。
Midjourney v7 は、もはや「画像生成ツール」というより、
「アーティストの目を借りて世界を見直す装置」 と言えるのかもしれません。
夏の終わりに、AIが描き分ける「成長の物語」をぜひ楽しんでみてください。
#Midjourney
#ChatGPT
#AIイラスト
#画像生成AI
#夏の終わり
#夏の1コマ
#夏休みの宿題
#イラスト比較
#アートの未来
#バッツ
#毎日note
#スキしてみて
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします!いただいたチップはライターとしての活動費として大切に使わせていただきます。