「字が下手な私が、祝電を書くのに数週間かかった理由と、それを救ってくれた妻のオーラ」

「苦手なことは、後回しにしてもいい」
心のどこかでそう自分を甘やかしていた結果、一通の祝電を書くまでに数週間が経ってしまっていました。
理由は明確でした。
初めての経験で正解がわからないこと。そして、自分の字に自信がなく「どうせ何度も書き直すことになる」という、やる前から決めていた敗北感。
そんな私を動かしたのは、妻の何気ない、けれど力強い一言でした。
「今取りかからないと、もう手伝えないよ」
その瞬間、私の背中が押されました。「今しかできない」という環境が整ったことで、重かった腰が嘘のように上がったのです。驚いたことに、始めてみれば作業は思っていたよりもずっとスムーズに終わりました。
今回、私が痛感したのは、自分ひとりの限界です。
もし私ひとりだったら、締め切りギリギリまで焦り、結果として中途半端なものになっていたかもしれません。
しかし、妻という存在がそばにいてくれるだけで、不思議と自分の「スタンダード」が引き上げられていくのを感じます。私が少しでも「すごい自分」に近づけるとしたら、それは間違いなく妻の存在があるからです。
何より素敵だなと思ったのは、そんな時の妻の振る舞いでした。
私が「苦手だ、不安だ」とネガティブになっている横で、彼女は一切のマイナスな言動を見せません。それどころか、まるで新しい冒険に出かけるような、ワクワクしたオーラを纏っているのです。
そのポジティブなエネルギーが、私の不安を「心地よい挑戦」へと書き換えてくれました。
李英俊さんのコーチングで言えば、彼女は私にとっての「エフィカシー(自己能力の評価)」を引き上げてくれる、最高のパートナーなのかもしれません。
自分の基準を自分だけで上げ続けるのは難しい。
けれど、隣でワクワクしている誰かの力を借りることで、私たちは自分の想像を超えていける。
そんな幸せな気づきを得られた、一通の祝電の話でした。

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