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人事が意外と知らない新卒SNSの落とし穴|Instagram鍵でも見える「Threads」

新卒採用を担当している人事の方と話していると、よくこんな声を聞きます。

「最近の学生はSNSを鍵アカウントにしているから、調査しても見つからないですよね。」
確かにそう感じる場面はあると思います。InstagramもXも非公開設定にしている学生は増えていますし、検索してもそれらしいアカウントが見つからないこともある。人事としては「最近はSNS調査も難しい時代になった」と思ってしまうのも無理はありません。
ただ、採用前調査の現場で実際に見ていると、この認識は少し違います。
「SNSが見つからない」のではなく、「人事が見ていないSNSがある」というケースが多いのです。
その代表例が、ここ数年で急速に利用者が増えているThreads(スレッズ)です。


Instagramと連携して使うSNSなので、学生の間でも自然に使われているサービスです。
ここで人事が誤解しやすいポイントがあります。
「Instagramを鍵アカウントにしているから安心」という考え方です。
実はThreadsは、Instagramとは別の公開設定で運用されるSNSです。Instagramを非公開にしていても、Threadsを公開プロフィールで使っていれば、投稿や返信が外部から確認できる状態になっているケースがあります。
つまり学生本人は
「インスタは鍵だから見られない」
と思っていても、

Threadsでは普通に発言が見える状態になっていることがあるということです。さらにThreadsの特徴として、Instagramよりもかなり“素の発言”が出やすいSNSという点があります。写真を投稿するSNSとは違い、短文で思ったことをそのまま書き込む利用者が多い。いわば、友人同士の雑談に近い感覚で使われているケースが多いのです。

そのため投稿を見ていると、
といった内容が、そのまま書かれていることもあります。

もちろん、学生同士のやり取りとしては珍しいことではありません。若い世代のSNSなので、多少ラフな言葉になるのは自然なことです。ただ、企業の立場から見ると、その発言が入社後のトラブルにつながる可能性があるかどうかは確認しておきたいポイントになります。
ここで大切なのは、企業が学生の私生活を監視することではありません。人事として考えるべきなのは、入社後に起きる可能性のあるリスクを事前にどこまで把握できるかという点です。

履歴書や面接だけでは、学生の価値観やコミュニケーションの傾向までは見えません。面接では誰でもある程度「整った自分」を見せます。しかしSNSには、日常の言葉づかいや考え方がそのまま表れることがあります。
だからこそ最近は、採用の現場でも
「SNSは鍵だから調査できない」ではなく、「どのSNSを見ればいいのか」
という視点が重要になってきています。

Threadsはまだ比較的新しいSNSですが、若い世代の利用はかなり広がっています。そして人事がまだ十分に把握していないSNSでもあります。
新卒採用では、入社後に「こんな発言をしていたのか」と気づくよりも、採用前の段階で公開情報を確認し、リスクを把握しておく方が企業としては安心です。

実際、採用前にSNSを確認しておくことで、入社後のトラブルを未然に防げたという企業も少なくありません。
「新卒のSNSは鍵だから調査は難しい」と思っている人事の方ほど、一度視点を変えてSNS環境を見てみると印象が変わるはずです。
そして結論としてお伝えしたいのは、新卒採用においてSNS調査は決して難しいものではないということです。むしろ今の時代だからこそ、採用前に公開情報を確認しておくことで、企業は安心して採用判断を行うことができます。

「SNSは見つからないのではないか」と心配する必要はありません。
適切な方法で確認すれば、必要な情報は見えてきます。
だからこそ、新卒採用のリスクを減らすためにも、採用前のSNS調査を一つの確認プロセスとして取り入れておくことは、企業にとって大きな安心につながります。

Q&A|新卒SNS調査でよくある疑問


Q1
学生のSNSは鍵アカウントが多いので見つからないのでは?
A
完全に見つからないケースは多くありません。
サークル活動、部活、友人の投稿、タグ付け写真などから、アカウントが特定されるケースは珍しくありません。


Q2
Instagramが鍵アカウントなら投稿は見えませんよね?
A
Instagramの投稿自体は見えません。
ただし、別のSNSや友人の投稿、タグ付けなどからアカウントが特定されるケースがあります。


Q3
ThreadsはInstagramが鍵なら見えないのでは?
A
ThreadsはThreads側の公開設定で見え方が決まります。
Threadsが公開プロフィールになっている場合、投稿や返信が確認できるケースがあります。


Q4
学生のSNSは本名ではないので見つからないのでは?
A
本名ではなくても、プロフィール写真、サークル名、友人の投稿などから特定されるケースがあります。


Q5
学生はSNSを隠すのが上手いのでは?
A
一部の学生は意識していますが、
多くの場合は完全に管理できていないSNSが存在します。


Q6
SNS調査はプライバシー問題になりませんか?
A
企業が確認できるのは公開されている情報のみです。
公開情報の確認は採用リスク確認の一つとして行われています。


Q7
SNSを見ても採用判断に使える情報はあるのでしょうか?
A
言葉づかい、価値観、コミュニケーションの傾向など、
履歴書や面接では見えない部分が確認できる場合があります。


Q8
SNSで問題投稿が見つかるケースは多いのですか?
A
すべての学生ではありませんが、
暴言、攻撃的な発言、過激な意見などが確認されるケースは一定数あります。


Q9
新卒のSNS調査は本当に必要でしょうか?
A
採用後にSNSトラブルが発覚するケースもあるため、
採用前に公開情報を確認する企業は増えています。


Q10
SNS調査は専門会社に依頼する必要がありますか?
A
企業内で確認することも可能ですが、
調査方法やSNS構造を理解していないと見落としが起きるため、専門調査を利用する企業も増えています。


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