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instagram連動企画:名盤紹介VOL.4


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“Dinah !” by Dinah Washington

マイルスがジャズの帝王と呼ばれるように、ブルースの女王と呼ばれるボーカリストがいる。ダイナ・ワシントンだ。もちろんこの称号に異論はないが、彼女の場合はブルースというジャンルの音楽だけではなく、ジャズやR&Bなどのアフリカンアメリカンミュージックも歌う歌手ということ、そしてそれらの音楽が全て超一流なのであるということを補足しておかないといけない。39歳でこの世を去ったので、かなり短命ではあるがその短い人生で沢山の録音が残されている。

ダイナ・ワシントンは何を聴いても間違いないが、代表作と言えば”Dinah ! ”である。
特にこのアルバムに収録されている”Willow Weep for Me”は有名で、僕はおそらく6歳ごろから聴いている。車の中にサラ・ヴォーンやヘレン・メリルなどのジャズボーカリストのオムニバスのカセットテープがあったのだ。
その中にダイナ・ワシントンが入っていた。


またアルバムに参加しているアルトサックスのハーブ・ゲラーが素晴らしい。記憶に残っている中で一番最初に聴いたアルト奏者はこのハーブ・ゲラーだ。知らない人も多いかもしれないが、ウエスト・コースト・ジャズを代表するアルト奏者で、音色、テクニック、歌心、どれも素晴らしい。
ハーブ・ゲラーが参加している別のダイナ・ワシントンのアルバム”Dinah Jams”ではクリフォード・ブラウンも参加している。こちらも是非聴いてほしい一枚だ。

もう1人ダイナに関連したミュージシャンを紹介したい。R&Bやロック、ポップスシーンで活躍したエイミー・ワインハウス(1983-2011)はダイナ・ワシントンの影響を受けたミュージシャンの1人で、彼女ほどダイナの音楽や歌唱を理解し再現できる人はいないと思う。イギリスのテレビ番組で”Teech Me Tonight”を歌っているが、これはダイナが録音したものと全く同じアレンジで、歌い方もダイナそっくりである。しかしそれが単なるモノマネではなく、ダイナの歌唱を昇華しさらにエイミーのオリジナリティも感じる。



ダイナ・ワシントンは39歳でこの世を去ったので、かなり短命ではあるがその短い人生で沢山の録音が残されている。快活で張りがあり、とにかく晴れやかでスカッとして爽快感がある。ジャズボーカリストの中でも注目すべきアーティストの1人である。

“Dinah!”
rec. Jan.11 & Nov.11,1955
Dinah Washington (vo)
Georgie Auld, Babe Russin – tenor saxophone
Wynton Kelly (p)
Al Hendrickson (g)
Keter Betts (b)
Jimmy Cobb (d)
Herb Geller, Arthur "Skeets" Herfurt (as)
Georgie Auld, Babe Russin (ts)
Conrad Gozzo ,Maynard Ferguson,Tom Ferguson, Manny Klein,Ray Linn (tp)
Tom Pederson, Si Zentner, Frank Rosolino (tb)
Hal Mooney (arr, cond)


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山田拓児 /ジャズサックス 最後まで読んでくださりありがとうございます。 あなたの応援が、私の創作意欲の源泉です! この記事が少しでも役に立てば幸いです。もし気に入っていただけたら、チップで応援していただけると嬉しいです。