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本との縁

令和八年三月十七日

 終活も兼ねて、家の古いコミックをまんだらけに売りに行きました。古いものだとほとんど価値はありませんが、他の人の元に届く事で、廻り廻ってその縁が廻って来るかも知れません。紙ゴミになるよりはマシかなとの思いです。
 昔東京の古本屋に売りに行った時に、そこの店主に古本は縁の繋がりを売ってるから、価格よりも縁を考えて買値を決めているとの話を聞いた頃から、やたらに本を大事にするようになり、おかげで蔵書は膨大になってしまいました。
 現在の消費財の一つとなってしまった書籍の流通には贖えないですが、愛蔵するものとそうでないものの峻別ぐらいは、生きているうちにしておきたいと思います。縁がなかった本が他の人の縁になれば幸いです。

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