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ありがとう0円

takewoodyです。
今週の「アマノ文筆クラブ」第25回目のお題は「ありがとう0円」です。 

◆ありがとう0円《ショートショート》(770文字)

昔、お客様は神様だという精神がサービス業界で蔓延していた。
ただ、現代では、カスタマーハラスメントも横行して
もはや、神様気取りの客は要注意人物確定だ。

お客が神様というのは、店員は下、お客は上と
上下関係をあからさまにしてしまう。
もちろん、お客は大事だが、過剰な接客は必要ないのだ。

特に、低価格の市場では、高価格の市場よりも
やっかいな客が増えてしまうのも否めない。
だいたい、過剰な文句や、横柄な態度の客は低価格の場でおこりがちだ。
特に日本は、海外に比べて顕著に目につく。

お金を払う客が偉いという ”お客様は神様です文化” が
未だ根強く残っているのかもしれない。
だから、日本はお客が ”ありがとうございます” と言う人は少ない。
レストラン、カフェなどでは、言う人も多いかもしれないが
コンビニ、電車やバスなどの支払い場面で、言う人は少ない。

ところが、海外では、お客側がそこらじゅうで
Thank you!!と言っている光景を目にする。
そう、お客側だって、ありがとう!と言ってもいいのだ。
ありがとう0円なのだ。言って損することはない。
むしろ、ありがとう!と言うことで、
言った自分も気持ち良いし、言われた店員も気持ち良い。

ありがとう!はお金をもらう側だけが言うことではない。
お金を払う側が、ありがとう!と言ってもいいのだ。

ありがとう0円が、この世に蔓延すれば
きっとこの世界はよりよくなるだろう!
さぁ今日からでもいい。ありがとう0円!
ありがとう!を日常で使っていこう!

健康を意識した歩く歩数で、ポイントやマイルが溜まるアプリはあるが
ありがとう! を言う度に、ポイントやマイルが溜まるアプリが
あったら面白いかもしれない。

昔、マックのスマイル0円が注目を浴びた。
ありがとう0円が注目を浴びる未来が来るかもしれない。
その時は、アマノ文筆クラブが注目を浴びるだろう。

おわり

#アマノ文筆クラブ    #甘野充さん企画  
#ショートショート    #ありがとう0円

◆あとがき

今回のお題は、書きやすかった。
複数のアイデアが浮かんだが、こんな感じの仕上がりになりました。
想像力をフルに使い楽しく書くことができました。
空想の世界、小説の世界を楽しんで頂ければ幸いです。
最後まで、お読み頂きありがとうございます。
ではまた。

◆takewoodyの【ショートショート】

過去に書いたすべてのショートショートのマガジン作りました。
現在、30作品になりました。こちらの作品も読んで頂けると嬉しいです。


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