恋する女は嫌いだ
takewoodyです。
今週の「アマノ文筆クラブ」第37回目のお題は「恋する女は嫌いだ」です。
◆恋する女は嫌いだ《ショートショート》(444文字)
きっとあの子もそうだな。
恋愛がうまくいっている顔だ。
だいたい、カフェで微笑んで斜め上を向いている子は恋している。
いや、恋に酔っているのかもしれない。
それゃあんなに可愛いから、恋人くらいいるだろう。
でも、一人でいるということは彼氏を待っているのか。
待ち合わせで早く来たのか。
女を待たせる男なんて、きっとろくな男でない。
恋人がいない俺の被害妄想かもしれんが。
こっちはいつも寂しく一人カフェだ。
一体どんな男なのか。
イケメンや爽やか系なら、俺も納得いくだろう。
人の彼氏の値踏みをして、俺はカフェで何をしてるのか。
おーイケメンが入って来た。
あれが彼氏なら納得だな。
あー違った。
おー今度は、運動してない中年太りの男が入ってきた。
あれっあいつ、営業部の佐藤じゃないか。
いつも、俺に嫌な仕事振る奴だ。
さすがに、あいつがあの娘の彼氏のわけないよな。
お待たせ。
全然、今来たとこだから。
おいおい! 会社でも女の影すらない佐藤が、あの娘の彼氏?
うそだろ!! 世の中わからない。
もーカフェで恋する女なんて嫌いだ!!
おわり
#アマノ文筆クラブ #甘野充さん企画
#ショートショート #恋する女は嫌いだ
◆あとがき(編集後記)
今回も難しかったですが、何とか書けました。
あんな可愛い子に、イケてなさそうな男というカップル。
美女と野獣ではないですが、意外にいそうですよね。
容姿が全てではないし、性格や、相性が一番だと思います。
男って、第一印象や見た目、好みで恋に発展していく傾向がありますが
女性は、恋に発展するのに時間がかかる印象です。
それだけ、男の中身を良く観察していると思います。
男のふとした言動で、恋のはしごを外されることもあるでしょう。
またその逆で、何とも思ってなかったのに、ふとした言動で
女は男に恋してしまうのもあるでしょう。
空想の世界、小説の世界を楽しんで頂ければ幸いです。
最後まで、お読み頂きありがとうございます。
ではまた。
◆takewoodyの【ショートショート】
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現在、42作品になりました。こちらの作品も読んで頂けると嬉しいです。
最後まで、お読み頂きありがとうございます。
ではまた。
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