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ミイラ取りはミイラになれ

takewoodyです。
今週の「アマノ文筆クラブ」第32回目のお題は「ミイラ取りはミイラになれ」です。 


◆ミイラ取りはミイラになれ《ショートショート》(925文字)

川の向こうの島にある洞窟の奥に、伝説のミイラが眠っているようだ。
そして、そこには金銀財宝があるらしい。

トム、それはただの噂話じゃないの。

ベッキー、じゃ僕と一緒に確かめに行こう!
そしてミイラを見て、金銀財宝を持ち帰るんだ。
そしたら僕らは大金持ちだ。

もし本当なら、とっくに他の人が行っているんじゃないの?

それが、あそこの洞窟に入ってミイラに会って
金銀財宝を持ち帰った人はいないらしい。
あの洞窟に入ると、帰ってこれない何かがあるのかもしれない。

トム、そんなとこに行くのは怖いわ。
それに洞窟って真っ暗だし、迷ったら帰ってこれないじゃないの。

僕が付いているから大丈夫だよ。
このローソクに火をつけて歩けば明るくなるから。

そうね、トムが一緒なら勇気が出るわ。
そして僕らは、誰にも言わずに、その真相を確かめたく洞窟へ向かった。

トム、ここが洞窟の入口?
何だか薄気味悪いから帰りましょうよ。

ベッキー、せっかく来たんだから入ろうよ。
僕が付いているから大丈夫だよ。
ミイラを見て、金銀財宝を持ち帰ろう!

きゃー真っ暗で怖い

ほら、ローソクに火をつけたからこれでもう大丈夫

あー本当明るくなったね。

ここは、左と右どっちに行けばいいの?

迷ったら右だよ。
人間は、右側に行く習性があるらしいから。

あれっ、光っているの何だろう?

うわーコウモリの目だ。バタバタバタ!!
逃げろ! ベッキー走るよ!
繋いだ手を離さないでついてきて。

うわーローソクを落として火が消えた。
辺り一面が真っ暗になる。

キャー! トム怖いわ。早くローソクをつけて。

ほら、もうこれで大丈夫。
コウモリから逃げてきたし、先に進もう!!

ねぇトム、ここに書いてあるMの文字は何?

あっわかった!! MummyのMだろう。
おそらく、この奥にミイラがいる証だ。

うわー本物のミイラいたぞ。
なんだか生きているみたいリアルだな。

ベッキー見て見て!
ミイラの横に金貨がある。
すごーい!輝いている本物だ。

きっと、その昔、金銀財宝を手にいれた人が
ここで命を絶えミイラになったのかな。

よし、この持ってきた砂袋に金銀財宝をつめよう!

うわー何だ何だ。
体にミイラが巻き付いてきた。
横取りするなということなのか。

お金持ちになるはずが・・・・
僕らもミイラになってしまう。

おわり

#アマノ文筆クラブ    #甘野充さん企画  
#ショートショート    #ミイラ取りはミイラになれ

◆あとがき(編集後記)

今回のお題と甘野さんの画像を見てイメージが沸いたのが
トムソーヤーの冒険と、グーニーズだった。

僕は、子供の頃に見たトムソーヤーの冒険が大好きだし
高校生の時に見た映画、グーニーズが大好きだ。
どちらも冒険物語り。

そして実際のトムソーヤーの冒険のトムとベッキーの名前を使い、
物語終盤に出てくる洞窟内の出来事をアレンジして書いてみた。

トムソーヤーの冒険では、指名手配のインジャンジョーンが
逃げる洞窟に、昔沈没した船長が白骨化した場所に金銀財宝があり
トムとハックが持ち帰るというもの。

映画、グーニーズは、少年少女が洞窟の中に入り
数あるクイズの試練を乗り越え、金銀財宝がある場所を目指す。

今回も、楽しく書くことができました。
空想の世界、小説の世界を楽しんで頂ければ幸いです。
大好きな、トムソーヤーの冒険とグーニーズの思いを書きます。

◆大好きなTVアニメ「トム・ソーヤの冒険」

フジテレビ系列で1980年1月6日から12月28日、
毎週日曜19:30 - 20:00「世界名作劇場」で放送されたテレビアニメ
子供の頃に毎年楽しみにしていた「世界名作劇場」

確か、「ムーミン」、「アルプスの少女ハイジ」が初期の頃で、その後、「フランダースの犬」、「母を訪ねて三千里」、「あらいぐまラスカル」「ペリーヌ物語」、「小公女セーラ」、「ポリアンナ物語」などがある。
20年以上も続いたロングセラー、5歳~高校生くらいまで見ていた。
僕は「トムソーヤーの冒険」と「ふしぎな島のフローネ」が大好きだった。

◆大好きな映画「グーニーズ」

1985年、当時高校1年だった時に公開され見に行った。
Netがない当時は、雑誌とTVが情報源で、学校ではテレビ、映画、雑誌、アイドル、ロックバンド、芸能の話題が中心だった。
レンタルビデオは劇場公開後、1年くらいまたないと出てこなかった時代だったような気がする。映画雑誌のロードショーを買って読んだり
映画のチラシを集めていたりもした。

「グーニーズ」は、スピルバーグ作品で、同時に「バックトゥザフューチャー」が公開されていた。知名度では「バックトゥザフューチャー」が上で人気があり学校内では、「グーニーズ」のが好きという人は少なかった。
「バックトゥザフューチャー」も確かにいいのだが、僕は「グーニーズ」の冒険や、好奇心満載の子供たちのキャラに味があり、そんな姿に魅了された。テーマソングのシンディローパーの歌もこれまたいい!

◆takewoodyの【ショートショート】

過去に書いたすべてのショートショートのマガジン作りました。
現在、37作品になりました。こちらの作品も読んで頂けると嬉しいです。

最後まで、お読み頂きありがとうございます。
ではまた。

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takewoody@学ぶことは人生のスパイス 人生を豊かにするための、思考、知識、自己啓発、読書からの学びを発信しています。スキやコメント、フォローが創作活動の励みになってます! 「役に立った、気づきを得られた、もっと読みたい」 と思っていただけたら「これでコーヒーでも飲みな」的な感じで サポートしていただけたら嬉しいです。