【日台友好】三重客運バスと三重交通バス
初めて台湾を訪れた2005年春のこと、私は面白い事実に気付きました。
この当時、台北都市圏ではすでに捷運(MRT)の整備が進められていましたが、都市交通の中心となっていたのは市街地の隅々まで張り巡らされた路線バスのネットワークでした。
台北都市圏に複数あるバス会社の一つが、新北市三重区(2005年当時は台北県三重市)に本社を置く「三重汽車客運股份有限公司(三重客運)」。
同社は三重区を中心に新北市(2005年当時は台北県)・台北市・桃園市(2005年当時は桃園県)で一般路線バスを運行しているほか、台北~桃園・新竹間の高速バス、台北市内の定期観光バスも運行しています。
三重客運ホームページ
台北に到着した翌日、私は台北市政府付近で白地に緑色の帯が入った三重客運の高速バスを見かけたのですが、その時ふと思いました。

バスマニアの方や三重県・愛知県在住の方ならもう察しが付くかと思いますが、日本の三重県にも「三重交通」というバス会社があります。
三重交通ホームページ
三重交通のバスもまた、台湾の三重客運のバスと若干色合いこそ異なりますが、標準塗装は白地に緑色の帯という組み合わせです。


日本と台湾、2つの国に社名もカラーリングも似ているバスが走っている。
この事実は単なる地名の一致にとどまらず、日台両国の友好を示すエピソードであるとも言えるのではないかと常々思います。
三重客運と三重交通が地名・社名の一致という縁をきっかけとした友好提携を結ぶこと、そして「大安駅」(注1)や「亀山駅」(注2)、「桃園駅」(注3)といった三重県と台湾にある同名駅にも友好提携の流れが広がり、日台両国の友好関係強化に繋がることを願って結びとさせていただきます。
(注1)三岐鉄道三岐線(いなべ市)、台北捷運淡水信義線・文湖線(台北市大安区)
(注2)関西本線・紀勢本線(亀山市)、台鉄宜蘭線(宜蘭県頭城鎮)
(注3)近鉄名古屋線(津市)、台鉄縦貫線(桃園市桃園区)、台湾高速鉄道(桃園市中壢区)
