見出し画像

馬車道十番館と勝烈庵が親子だったなんて

58年も生きてきて、本当に、世の中知らないことだらけだ。
横浜っ子(私は違うけど知ってる。)なら知らない人はいない馬車道十番館。実は、1967年(私の生まれ年!運命を感じる。)に母体である勝烈庵の十番目の店として山手十番館という名で創建されたのだそうだ。その後独立し、現在の馬車道十番館があるという。なんと、勝烈庵さんが母さんだったのか。

趣ある建物

そしてこの建物は、明治時代、ガス事業で成功した高島嘉右衛門家の旧跡だそうだ。お店の所々にその時の名残が残っている。
先日、馬車道のお散歩ついでにちょいと初お邪魔することにした。
一歩、足を踏み入れた瞬間、セピアの空気感が漂う店内。大きなステンドグラスから漏れる優しい色の光がセピアの空気に溶け込む。あちらこちらで語り合うおじ様、おば様、奥様方、一人でゆっくりしている人。あれっ。どうやらタイムスリップしてしまったらしい。こんな簡単にできるものなんだ。お給仕の方々もその時代からいらしているようだ。今の時代ではあまり見ない贅沢な人数の方々がきちんと立ってそれぞれお仕事されている。なんかここでは、スマホはしまってゆっくり誰かと語り合いたい。そんな場所だ。

ふと懐かしい京都の喫茶店を思いだす。「フランソワ」「ソワレ」「イノダ」。遠い昔、高校の先生に、大学受験の合格の報告をした時に先生が連れて行ってくれた「フランソワ」。今となっては、外国人観光客による長蛇の列で入れなくなってしまった。

ここはまだ見つかってないようだ。どうぞいつまでも見つかりませんように。

コーヒーフロート
クリームが美味しい。

いいなと思ったら応援しよう!