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『ラーメンを食べる』という決意と共に。【散文詩】

 ラーメンが食べたい。
 そんな言葉が浮かんだ退勤時間。

 今日は珍しく忙しかったため、特別疲労が溜まっている。
 こんな時はラーメンを求めてしまう。

 早く帰りたい気持ちを抑え、服を着替える。

 仕事の先輩たちもラーメンの話をしていた。
 人間は疲れるとラーメンを思い浮かべるものなのだろうか。

 この前あそこのラーメン屋に行っただの、
 自分が作るラーメンがウマいだの、
 ラーメンの後にはラーメンだろうだの、
 よく話題が尽きないものだ。

 ……ラーメンの後にラーメン?
 私もよく食べる方だが、
 流石にそれは試したことは無い。

 私は何のラーメンを食べよう?
 好みはこってり系。
 サッパリ系のラーメンは食べた事がない。
 こってりこそ至高だと思っている。

 こってりスープを味わう事でしか感じられない快感がある。
 それを今、退勤時間に欲しているのだ。

 のどが渇いているのに、更に渇きそうなこってりを望む。
 矛盾めいた願望だが、間違ってはいない。
 こってりスープが からんだ麺を思いっきりすすりたい。
 疲れた体に旨みが染み渡るのを想像してしまう。

 やはり、疲れている時はラーメンが食べたい。

 新たに決意を固め、私は職場を後にした。

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