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tibihime
役立たずな自分。【散文詩】
職場では大忙し。
出荷の時間がすぐそこまで迫っており、みな慌てふためいている。
先輩は資料を大急ぎで作り、
1番の古株さんは製品を梱包する。
そんな中で、私はポツンと佇んでいる。
私、何すればいいの?
忙しなく動く空間で、
私は1人急ぎでもない仕事を進める。
気持ちだけは焦って、
体は動かない。
古株さんから先輩への伝言も
全くうまく出来ない。
早口で言われる指示も
うまく聞き取れない。
先輩の代わりに動こうとしても、
勇気が出ずに踏み出せない。
腹が立つ。
こんな自分に
腹が立つ。
この役立たずが。
先輩も古株さんも、そんな事は言わない。
誰も私を責めない。
それが憎らしい。
まるで私には最初から期待していないような
優しさ。
でも、それは当たり前だ。
だって実際出来てないんだから。
臨機応変は行動を求められる度に、
私は固まってしまう。
ルーティーンが崩れると、
途端に分からなくなる。
自分に罰を与えたくなる。
こんな私が給料をもらっていいのだろうかとさえ思う。
この、役立たずが。
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