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助けて、なんて言えない【散文詩】

 ねぇ、助けて。
 なんて、言えない。

 貴方の時間を無駄にしたくない。

 相談してね、とか。
 話聞くよ、とか。
 優しい貴方はそう言ってくれる。

 でも、出来ない。
 貴方の有限な時間を、
 私なんかで埋めてほしくない。

 私の相談を聞いても、
 貴方には何の得も無い。

 貴方にもしも悩みがあるなら、
 いくらでも話を聞く。
 力になれないと思うけれど、
 話や愚痴を聞くだけならいくらでも出来る。

 それで貴方の気持ちが
 少しでも楽になれるなら、
 何時間でも
 何日でも
 いくらでも聞く。

 私に何のメリットも無いって?
 貴方が苦しむ時間が少しでも減るのが、
 私にとっては凄く嬉しい事なのだから、
 メリットしか無いんだよ。

 貴方の悩みならいくらでも聞く。
 私の悩みは言えない。

 普通でしょう?
 矛盾なんて
 どこにも
 ないでしょう?

 貴方は素敵な人だから。
 力になりたいんだ。
 そして、迷惑をかけたくないんだ。

 私の何もかもを捧げていいから、
 私は壊れてしまっていいから、
 貴方は素敵なままでいてほしい。

 だから、私は「助けて」なんて言えない。

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竹春雪華 ここまで読んでくださり、誠にありがとうございます♪ いただいたチップは大切に使わせていただきます。 次の記事もよろしくお願いします(*´꒳`*)