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縁を切りたい。【散文詩】

 縁を切りたい。

 貴方とはもうやっていけない。
 とか、伝えられたら良いのに。

 もうとっくに愛想は尽きている。
 未練なんか無い。
 あとはどれだけ穏便に別れられるか。

 メッセージを送っても返事は無い。
 既読すらない。
 いつもそうだ。

 これでは伝えられない。

 縁を切りたい。

 あとはもう別れるだけ。
 もう貴方から離れたいのに、
 貴方からの返事を
 待たなければいけないなんて、滑稽こっけいね。
 まだ貴方に縛られている。

 人差し指で押すボタン1つで
 すぐに繋がりを切ったって良い。
 だけどそれはあまりに失礼なようで、
 遺恨を残しそうで、
 貴方が激怒してしまいそうで、
 どうしても出来なかった。

 縁を切りたい。

「会いたい」なんていうメッセージを
 貴方に送ったまま、
 画面は動かない。

 私をどれだけ振り回せば気が済むの?

 私がいなくなっても、
 どうせ貴方ならすぐに
『都合の良い相手』が見つかるわよ。

 私の方は分からない。
 私を愛してくれる人が現れるのか、
 私が愛したい人が現れるのか、
 分からない。

 それでも貴方とは別れたい。

 私から一方的に縁を切ったら、
 貴方は周りに私の悪評を振り撒くだろう。
 貴方はそれだけの力がある。
 多くの人が私から離れるかもしれない。

 それでも、縁を切りたい。

 周りから酷い人間だと思われてもいい。
 自分勝手だと罵られてもいい。

 とにかく貴方とは別れたい。

 だからお願い。
 出来るだけ穏便に済まさせてよ。

 縁を切りたい。

 貴方の幸せを願っています。
 他の人と幸せになってね。

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竹春雪華 ここまで読んでくださり、誠にありがとうございます♪ いただいたチップは大切に使わせていただきます。 次の記事もよろしくお願いします(*´꒳`*)