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急遽有給を取って罪悪感。【散文詩】

 生産の都合で、急遽明日が休みになった。
 作業によるトラブルや需要の関係で、担当している工程がひまになるのだ。
 工場ではたまにある事らしい。

 有給扱いなので当然給料は出る。

 有給は正当な権利だ。
 それに、休んで良いと上司も言っている。

 それなのに、なんだこのモヤモヤは。

 この感情、学生時代にズル休みした感覚に似ている。
 正当な理由も無く休んだ時の消せない罪悪感。
 活動するはずだった日に何もしない虚しさ。
 そんなものに似ている。

 仕事の上司にも先輩にも許可ももらって休むというのに、なぜこんなにもモヤモヤしなければいけないのか。

 それはきっと、あの時の自分を、自分自身がまだ許していないからだ。

 体は問題無かった。
 風邪もひいてない。
 ケガもしていない。
 ただ、苦しかった。
 教室にいるのが苦しかった。

 だから休んだ。

 そんな自分を、いまだに許していない。

 だから急に休めるというラッキーにも、罪悪感がまとうのだ。

 不器用な人間だな、私は。

 満足に休む事も出来ないのか。


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