空気を読まない勇気が、仕事も人生も豊かにする
「声にならない言葉を対話で言語化する」を信条にコーチングのコーチとして活動しております。
会議の場で人目を気にせず自信を持って発言をする人がいます。
そこにはあえて空気を読まない場合があると考えます。
なぜそんなことができるのか?
その言動に至る動機の主語が「自分」なのか「他人」なのかの違いがひとつ原因として挙げられそうです。
「他人」の場合、「場の空気を乱してはいけない」「嫌われたくない」という思考が働くことがある。「自分」の場合、他人の目を気にすることなく自分を信じる力、自己信頼力の高さから勇気と共に言動へ反映される。
そのため、組織にとって良いか否かにかかわらず、その人の精神状態はもう一人の自分と波風が立たない平穏で仲の良い状態のため、結果的に仕事も人生も豊かにすると考えられます。
アドラー心理学に学ぶ「勇気」
心理学者アルフレッド・アドラーは「人は承認を求めるあまり、自らの自由を放棄してしまうことがある」と説きました。周囲の期待や評価に縛られて行動すると、自分が本当に望む生き方から遠ざかり、結果的に不満や孤独を深めてしまうのです。
アドラーが言う「幸せになる勇気」とは、他者の評価から自分を切り離し、主体的に選択する勇気のことです。ここで重要なのは「誰にも迷惑をかけずに自由でいること」ではなく、「他者も自分も同じように尊重しながら、選択を自ら引き受ける」という姿勢です。
セルフコーチングの問いに置き換えると、
私は誰の評価を過度に気にしているだろうか?
その評価がなかったなら、本当にやりたいことは何だろうか?
と自分に問うことが、勇気の第一歩となります。
哲学からの視点 ― ストア派の教え
哲学の世界でも同じ視点が見られます。古代ストア派の哲学者エピクテトスは、「人を不幸にするのは出来事そのものではなく、それに対する解釈である」と説きました。つまり、他者の視線や言葉自体が問題ではなく、それを「自分の価値を決める材料」としてしまう解釈が、私たちを苦しめるのです。
解釈を変えることにより、「評価されるかどうか」ではなく、「自分が正しいと思う選択をできたか」に軸足を置けるようになります。
ここでのセルフコーチングの問いは、
私は出来事をどんな解釈で捉えているだろうか?
その解釈を変えると、どんな自由を得られるだろうか?
となるでしょう。
最後の問い
今、他人の評価に縛られて『止めている』行動は何でしょうか?
その行動をあえて試してみることで、自分らしい幸せに向かう第一歩になるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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