きょう1日にあったことをリアルタイムで #書く習慣
2022年4月16日
きょう1日にあったことをリアルタイムで書き足していきます。これは、「書く習慣」1週間プログラム6日目の課題にそったものです。きょうのお題は「今日1日を振り返ってみよう。何を見た? 何を読んだ? 何を考えていた? 何が起きた? 怒った? 笑った? 出来事や感想をとりあえず書き殴ってみよう」というもの。
7:15
おはようございます。わたしはほぼ毎日紙に日記を書いていて、持ち歩いていてその都度あったことを書き足しながら書いていますが、今日は、それと同じ感覚で、このnoteにそのまま書き足すスタイルで書いてみます。公開して、編集しながら書いてみます。
きのう5日目の課題は、すこし言葉にするのに時間がかかりそうだったので、急いで公開せず、じっくり書いてみようと思います。というのも、わたしにとってすこしリアルな内容だったからです。5日目の課題は「あなたには新社会人になる甥がいます。伝えたいことや、アドバイスしたいことはある?」というものでした。
わたしには18歳になる甥がいます。彼はコロナ休校がきっかけで学校に行けなくなってしまいました。いわゆる不登校です。このことはわたしの母(つまり彼のおばあちゃん)から聞きました。わたしは「学校に行きたくないなら無理に行かなくていい。そういう人はわたしの周りにいっぱいいる。美大なんて、そんな子ばっかりだったし、誰もが当たり前にできることがちゃんとできなかったり、世間の『普通』からちょっとだけはみ出した子ばっかりだった。わたしも含めて。今は学ぶ方法も、生きて行く方法も、いくらでもある」と言いました。わたしだって通信制の大学生なんだから。
ところが、田舎のわたしの父と母はなかなかそういう風には思えないようでした。保守的だからなあ。だからわたしが美大に行くのも猛反対されたんだけど。
もし、その甥っ子が、会社員じゃなくてもフリーターでも、社会に出ることになったら。という設定で書こうとしたんだけど、伝えたいことがたくさんありすぎて、うまくまとまりませんでした。一番は「社会に出たらむしろそれを売りにすることもできるんだよ」だったんだけど、いま、悩んでいる当事者や弟一家にしたら、ちょっと人ごとというか、これだけ聞いたら無神経で乱暴なことばに思ってしまうかも、と筆が止まってしまいました。具体例をあげて丁寧に書けるまですこし時間が必要だと。なのでこの課題については、すこし時間をかけて向き合うことにします。
さて、今日は仕事場にドレスのお客様が来られます。その前に荷物を受け取らないといけなくて、早めに仕事場に行かなくては。なのでいまのところはこの辺で。続きはまた編集して書きます。
10:15
仕事場について、ひと仕事しました。来客の準備をし、トワルにアイロンをかけます。トワルとは、シーチングと呼ばれる別の生地で、ドレスを仮組みすることです。これを着てもらってチェックします。これがいわゆる「仮縫い」です。
さて、荷物の受け取りのために仕事場に早く来てみたけど、荷物はまだ来ません。荷物の受け取りって何気にストレスですよね。本谷有希子の小説『自分を好きになる方法』を思い出してしまいます。「受け取れないおばさん」にわたしもなってしまいそうで怖い。勉強とか、何か有意義なことをして待てばいいんでしょうが、待っている間って集中しにくくないですか?
コーヒーでも飲んで待ってみます。

13:18
無事に荷物も届き、落ち着きました。お客様から連絡があり、すこし遅れるとのこと。東京からいらっしゃるので、それも仕方ないでしょう。
また待ち時間ができたので、すこし大学の勉強をしました。いまは博物館学芸員課程の勉強をしています。On The Roadと書かれたカバーがついているのが、テキストです。テキストに自分の好きな紙でカバーをつくっています。これは、ジャック・ケルアックの「オン・ザ・ロード」展のポスターの再利用。展示は観に行ったんだけど、「オン・ザ・ロード」はまだ読みきれていないんです。なんとなく旅のときに読みたい気がして。
いま待ち時間の合間に読んでいる本は小山田浩子の『工場』です。独特の文体に書き言葉が影響されそう。
今日の神戸は晴れているけれど風が強いです。

20:00
仕事から帰ってきました。晩御飯は、夫が作ってくれています。わたしの仕事は結婚式関連ですし、お客様との打ち合わせも土日中心になります。子どもにある程度手がかからなくなり、会社員の夫は土日が休みなので、土日は夫が家事を担当してくれるようになりました。わたしはドレスの仕事に集中できます。ほんとうにありがたいです。
今日の仮縫いは、何度目かの仮縫いです。すこしずつ、花嫁さまの理想に近づけるように。若い花嫁さまも、見守ってくださるお母さまも、ドレスに対する情熱にあふれています。わたしも、真剣です。いいドレスになりそうです。お母さまはすこし涙ぐんでおられました。「本番はどうなるんでしょうね」と笑いあいました。こんなひとときも、結婚式の思い出のひとつになるといいなあと思います。
つくづく、ドレスはひとりで作っているわけではないんだなと思います。花嫁さまも、お母さまも、パタンナーさんも、縫製を手伝ってくれるアシスタントさんも、そして土日に思い切り仕事をさせてくれる夫も、みんなでこのドレスを作っています。わたしはそれを決して忘れてはいけないのです。
来週からいよいよ、本格的にドレスの制作に入ります。正直毎回こわいのです。だって一生に一度の、その日のためのドレスです。こわがっていたらドレスは作れないんだけど、こわがる気持ちも忘れちゃいけないと思います。
23:29
そして最後に、きょうは21時から、大学の学芸員課程の「学友」たちとzoom交流会を。文芸コースはわたしだけで、わたし以外の人は「芸術学コース」なんだけど、大学に入り直して芸術を学ぼうという人は相当変わった…じゃなくて面白い人が多い気がします。
もとは(今も)バリバリ理系の人が、化学構造式を見て「美しい」「美しくない」みたいな感覚の判断がわからないと言っておられました。その構造式が何を示すのかはわたしにはまったくわからなかったけど、ひとつだけ、北斗七星みたいな形の化学構造式があって、それが美しいと思いました。「宮沢賢治だったら、この化学構造式で美しい詩を書くと思います」と言ったら、感心されました。その図式が化学の専門家にとっても「美しい」図式だったようです。
いろんな物事を、「実用」だとか「要不要」だけで判断するんじゃなくて、自分にとって美しいかどうか、直感的に好きかどうかで判断しても、けっこういいんじゃないかと、わたしは思うのです。
おやすみなさいの前に
さてきょうは、「書く習慣」1週間プログラム6日目の課題にそって、1日にあった出来事をすこしずつ書き足していきました。
ほんのすこし意識するだけで、きょう1日がほんとうに特別な1日になりました。今日も、いい日でした。
それではおやすみなさい。
みなさま良い夢を。
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