小春さん所持のアコーディオンと、新型「Bebe Medusa」に馳せる想い(2026.07.22)

(写真右側が120ベースのボタン)

(写真右側が120ベースのボタン)

チャラン・ポ・ランタンの小春さんが普段の演奏で使われているボタン・アコーディオン。
その左手側のベースボタンをよく見てみると、縦に20段(20段✕6列=120ベース)という本格的な配列になっています。
(小春さんが愛用されているブランド「sem」や「Borsini」のどちらも、この20段配列ですね。)
さて、そんな小春さんの代表曲のひとつ「ムスタファ」を練習しようとしたとき、楽器の仕様についてちょっとした発見がありました。
この曲を原曲キー(おそらく「E」)で弾こうとすると、ベースで「C#」のコードを使うことになります。
しかし、小春さんが2021年に立ち上げたオリジナルブランド「Bebe Medusa」の小型アコーディオンはベースが「12段」仕様。
一番上のボタンが「F#」までなので、そのさらに上にある「C#」のボタンが存在しないのです。
【アコーディオンの左手ベース配列】(左側が上段、右側が下段)
小型(12段):
--・--・F#・B・E・A・D・G・C・F・B♭・E♭・A♭・D♭・--・--
中型(16段):
G#・C#・F#・B・E・A・D・G・C・F・B♭・E♭・A♭・D♭・G♭・C♭
小型は、工夫次第で弾けないことはないものの、そのまま原曲キー(E)で「ムスタファ」を楽しみたい!という場合は、ベースに「C#」が含まれる中型(16段✕6列=96ベース)以上のアコーディオンが必要になってきます。
とはいえ、12段のアコーディオンが物足りないというわけでは決してありません。
キーを「C」に移調してしまえば、演奏で使うベースの最上段は「A」に収まるため、小型の12段でも十分に演奏可能です。
実は、私が現行(初代)の「Bebe Medusa」を購入した際、
小型の12段を選んだのには理由があります。
アコーディオンの価格相場として、12段のものは比較的リーズナブルですが、16段以上になるとややお値段が張ってきます。
「もし弾けなくて途中で挫折してしまったら……」という初心者ならではの不安があった当時の私にとって、価格的に手に取りやすく、基礎練習にもってこいな12段は、まさに最適な選択肢でした。
2026年9月18日からは、いよいよ新型「Bebe Medusa」の予約販売が開始されますね。
現在公開されている画像では12段仕様のものが見受けられますが、もしかすると後から16段モデルも発表されるのかもしれません。
これから購入を検討される方は、
「初めての一台として手軽に始めたい」「小春さんがキー『C』の楽譜を出してくれるならそれでOK!」という場合は12段を。
「少し予算をプラスしてでも、小春さんと同じ原曲キーで弾き込みたい!」という場合は16段以上を。
そんな風に、ご自身のプレイスタイルに合わせて選んでみるのがオススメです。
付随情報として、小春さんが Borsini(ボルシーニ) のアコーディオンを
入手された事が書かれたブログ記事を引用します。
