駐妻に学ぶ「子育てを楽にする」3原則|記事紹介
私の身の回りには、いわゆる
「駐妻」
経験のある友人が何人かいるのですが、おしなべて「パワーアップ」して帰国する印象です。
考えてみれば、異国の地で、人によっては子ども連れて移住して、ただでさえしんどい子育てを悪戦苦闘しながらも無事完遂して戻ってくるわけですから、そりゃ見違えるよな、と…。笑
今回は、そんな駐妻をなんと3度もご経験されている方、つまり
3回パワーアップしている方
の、「親の心を軽くする」子育てノウハウをご紹介させてください。
筆者の「そっと応援。幸せのライフクリエーター」さん(以下、誠に勝手ながら「そっと応援」さんと略します)は、これまでに3つの国で駐妻のご経験があり、2人のお子さんと20年以上向き合ってこられた方。
「家庭科的ウェルビーイングを大切に」という独自の切り口から、
親の心を軽くする
実践的ノウハウを発信されています。
「親」業を20年以上、しかも様々な異国の地でもしっかりやってこられた方の言葉はやはりズシンと腹落ちするものがあり、色々と拝見させていただきました。
そんな、そっと応援さんの「親の心を軽くする」子育てノウハウ、
3つのシンプルな原則
によって貫かれています。
原則Ⅰ:課題を分離せよ
ビジネスシーンでも、数学の文章題でも何でもいいのですが、
「問題解決」には共通の鉄則
があります。
それは、
問題は細分化せよ
です。
例えば、たかしくんが500円玉を握りしめて八百屋に向かい、1つ100円のりんごを2つ、1つ200円のブドウを1つ買いました。買い物が終わった時点で、たかしくんの手元にはいくら残ってますか?といった文章題を考えましょう。
答えは100円です。こんなの暗算でできますよね。
でも、実はこのとき、脳みそでは、
買い物前の資金は500円だった
りんごには100×2=200円支払った
ブドウには200×1=200円支払った
つまり、合計400円支払った
買い物後に残ったお金は、500-400=100円だ
といった具合に、
問題を細かく分割している
のです。
この問題解決の鉄則を子育てに応用しよう、というのが、そっと応援さんの視点。
例えば、混雑した電車の中で子どもがワーワー泣いているとします。
どうしますか?と問われて、どうにかできる人はいません。さっきの単純な文章題と違って、問題があまりに複雑だからです。
なのでそっと応援さんは、ザックリとこの問題を細かくするための
補助線
を、まず最初にドカっと引きます。
それは、
子どもの問題と、
親の問題に分ける
という、シンプルなのに強力な分け方です。
「泣いたり我慢したりするのは子どもの課題、我が子が泣くのを恥ずかしいと思うこと、それに対してイライラしてしまうことは、私の課題」と切り分けると、息子を責める気持ちが減り、ほんの少し楽になれました。
なるほど!!って思いませんでしたか?
私は1秒で100回くらい思いました。笑
そっと応援さんによると、これはアドラー心理学で
「課題の分離」
と呼ばれる手法らしいのですが、思考の補助線としてこれほどまでにシンプルさと強力さを両立しているものは他にないんじゃないでしょうか。
要するに、
それ、誰の課題なん?
の一言で、解決すべき問題が激減するのです!
なんて鮮やかな論点の立て方でしょうか。
ビジネスシーンでもめったにお目にかかれるものではないな、と感じました。
ともあれ、これがそっと応援さんの子育て哲学を貫く最初の原則です。
原則Ⅱ:くらべるな
比べなくていい。自分と子どものペースで大丈夫。
そっと応援さんのNote発信の出発点は、おそらくここにあります。
私の友人も言っていたのですが、駐妻って、狭くてむさくるしい「駐在コミュニティ」に半強制的にぶちこまれて、朝から晩まで同じ人と顔を合わせることになるので、必然的に誰かと比べてしまいがちになるらしいんですよね。
そっと応援さんのNoteでも同様の記述がありました。
日本人が多い集合住宅やエリアでは、毎日顔を合わせて行動が筒抜けになり、人間関係に疲れるという話は、いつもありました。
我が家は、夫と私の性格上、なるべく日本人が少ない住まいを選んできましたが、それでも関わりは十二分にありました。
これに対して、そっと応援さんからは様々な実践的なアドバイスが提案されているのですが、
「これって私が不安だからやってる?それとも子どもが本当に望んでいる?」と一度立ち止まる。
比較しそうになったらリセットフレーズを使う
など、いずれも
内省的なアプローチ
で今すぐ取り掛かれるものが多く、読者の心を勇気づけてくれます。
よくわからん紋切り型の子育てアドバイザーみたいなのが、「比べちゃだめよ!」みたいなことをよく言っていると思います。
そっと応援さんも、同じメッセージではあるのですが、
四六時中比べられまくる駐妻
だからこその説得力ある視点
が、ほかにない腹落ち感につながっています。
さて、私が特に感動したのは、問題解決の常道って、
何かと何かを「比べ」て、
その差分から示唆を得る
なんですが、それをバッサリ切り捨てている点です。
原則Ⅰで「問題の細分化」に触れた通り、そっと応援さんは「問題解決の鉄則」をしっかり踏まえています。
にも拘わらず、同じく問題解決の常道である「比較」については、それが親の重荷になるくらいならバッサリ切り捨ててしまうのです。
普通、あそこまでロジカルに問題解決できる人なら、絶対「比べちゃう」んですよ。笑
それを、あえてやらない。
どこまでも親の心を軽くする、というところにこだわって発信されているな、というのがひしひしと伝わってきて、私はもう、それに感動しました。
原則Ⅲ:考えさせよ
最後の原則は「子どもに考えさせる」です。
一般的に言って、親が子どもの課題に先回りして答えを出すことは、「考えるチャンス」を奪う行為です。
特に、そっと応援さんのように、
「問題解決力が高い親」
がそれをやってしまうと、子ども問題解決力を一段と低下させてしまいます。
そういった強くて賢い親こそ、
子どもの感情を「聴く」ことに徹し、
意思決定のプロセスを本人に委ねる
べきなんですね。
以下は、1点目の「聴く」こと、特に能動的な聴き方(=アクティブリスニングと言われますね)の実践例です。質問や評価、助言を停止し、「うんうん」「そうだったんだね」「悲しかったね」と共感し、感情を言葉にするのを助けます。
親がアドバイスしなくても、 “話すこと”で、自分なりの答えを見つけていきました。それは、親の私では思いつかない、本人しか出せない答えであったりします。 この“自分で考える時間”こそが、 娘の自己解決力や心の回復力や適応能力を育てていたのだと思います。
2点目の、子どもの意思決定を促す問いかけの実践例も。
「あなたならどうしたい?」「明日はどうしようか?」と問いかけ、子どもが自分なりの答えを見つけるプロセスをサポートしています。
自己解決力を伸ばす問いかけをする
👉「あなたならどうしたい?」「次はどうすればうまくいくと思う?」と聴いてみる。
アドバイスよりも“聴く”ことで子どもの力を引き出せる。
意思決定プロセスのサポートについては、他にも、結果ではなく、自分で決めて動けた「プロセス」を認めることで、モチベーション管理を助けよう、といったアドバイスもあります。
結果ではなくプロセスを認める
👉 「自分で決めたように動けたね」「工夫できたね」など、
小さなことでも“考えて行動できたこと”を見つけてあげましょう。
⭕️自分でゲームのスイッチを切った日は、ベタ褒めです👏
こうして読んでいくと、色々な記事に色々なアドバイスがありつつも、俯瞰すればするほど
一貫してるな~!
と感じませんか?
3回パワーアップすると、ここまで自分の子育て哲学がカチっと固まるものなのか…と。。。笑
そんなそっと応援さんの子育てNote、ぜひ皆さんも一度読んでみることをお勧めします!
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