グミ、大冒険、基地|記事紹介
突然ですが、わたしは「つぶグミ」が大好きです。
食ったら砂糖が歯にへばりついて、知覚過敏でしばらく痛い思いをするとわかっていても、もしゃもしゃとむさぼり食ってしまいます。
Noonさんの次男さん(中一)も、グミが大好きなのだとか。
そのグミ愛は目を見張るものがあり…
先日一緒に行ったスーパーで、
「この店に置いてあるの、全部食べたことある。
◯◯のも××スーパーも制覇してる。」
と言っていました。
日々、努力を怠らず、YouTubeでグミの食べ方や知らないグミの発掘にエネルギーを注いでおります。
…といった具合。
結果、かなり痛めの口内炎に苦しめられることとなった模様。
Noonさんによるサポートに加え、次男さんご自身の意思による歯磨き・早寝の徹底などによってたくましく克服していく…というのがこちらの記事のダイジェストです。
さて、わたしもグミは好きですが、製品でいえば「つぶグミ」が一番。たまに「ピュレグミ」も手に取るくらい。
つまり、
単においしいものを食べたいだけ
なのです。
でもこの次男さんは、店に陳列してあるもの全種類を食い切ったと豪語する猛者中の猛者。
わたしのような俄かグミスト(グミスト!?)なぞと違って、
グミを探し求める男、いや、漢
なのです。
この探求心、実に誇らしいことですよね。
それにしても、何が彼をここまで駆り立てるのでしょうか?
まあ、中一男子って、そんなもんじゃん?
ポケモン集めるのと同じだよ、ガハハ!
と切って捨てることは簡単ですが、面白そうなのでもう少し考察を一歩進めてみましょう。
筆者のNoonさんが記された別記事によると…
中学1年生の次男。
…(略)…
ちょっと味付けを変えると、すぐに気づいてくれます。
わたしが味見する時も次男に味見してもらって、GOサインが出たら、お料理完成!ということもしばしば。
…ということで、かなり味覚が敏感な様子。
グミは砂糖菓子です。
ゼラチンの配合割合などによって弾力を少し変えたり、糖衣で触感に変化をつけたりはできますが、
「砂糖の味」そのもの
を激変させることは容易ではありません。
ゼラチンを入れようと、果汁風味を入れようと、どこまで行っても砂糖は砂糖ですから、基本、どれも甘くておいしい。以上!
こういう世界です。
生産者側がどんなに知恵を絞って味に変化を持たせても、消費者にその微妙な変化は届かない。
これがポテチであれば、表面にのりしおをぶっかけたり、コンソメパウダーをぶっかけたり、あらびきコショウをぶっかけたりして、味の変化を
ハッキリと
消費者に届けることができます。
あ~、コンソメだわ~。わかりやす~。みたいな。
つまり、次男さんは、自身がもつ優れた味覚を使って、
グミという極めて繊細な
味の世界を「冒険」している
んじゃないかしら、と。
もしかすると、我々には認識できない細かな味の違いも、手に取るようにわかるのかもしれません。
大人で言うところのワインソムリエみたいなものでしょうか。
冒険にはリスク、代償がつきものですが、それが口内炎にあたります。
そう考えると、何度口内炎になっても、決して一つのお気に入りグミに固執することなく、様々なグミを試そうとするのにも、筋は通りますよね。
(もちろん、ご本人は冒険している自覚なんてないと思います!)
***
さて、この記事では、そんな「少年の冒険」に不可欠な、二つの大切な要素が垣間見えます。
一つ目は、安全基地が機能している、ということです。
母としてのNoonさんが取った行動は、どれもさりげないように見えて、
物理×心理
の両面をフルカバーしています。
まず、応急的にさっと物理的なサポートを施します。
たまたま口内炎にもいいよ〜と書いてる抗生物質があったので、それと、鎮痛剤のカロナールを飲ませました。
その後、心理的なサポートへ移行。
わたしは、そうなんやね。
行きたくないんやね。
痛いもんね。
と、とりあえず横で背中をさすります。
親としての圧倒的な経験値を感じさせますよね!
冒険の道中、仮にしくじったとしても、最悪こうして戻るべき「安全基地がある!」と確信できるから、少年はなんの憂いもなく未知の世界へ冒険に出かけることができるのです。
これは、元少年として断言できます笑
二つ目は、そうは言っても自分のケツは自分で拭く、ということです。
「10代前半の、冒険に旅立つ少年」を超繊細に、それでいて色鮮やかに描いた、
STAND BY ME
という映画があります。映画史に名を刻む、不朽の名作です(↓アマプラ会員はタダ)。
超・ザックリ要約すると…
12歳くらいの少年4人で、とあるお宝を探しに、30kmくらいを夜通しひたすら歩いていくお話です。
途中、泥にまみれて傷だらけになって、列車にひかれそうになったりもするんですが、それでも自分たちに今ある資源、知恵と機転で、なんとかこの4人だけで最後まで乗り切っていくんですよね。
少し昔の時代の映画ですので、そういった時代背景も多分にありますが、
「もう歩けないからパパに迎えに来てもらおう」
なんて発想が基本的にないのです。
自分たちで冒険するって決めたんだから。
こういうマインドが1ミリでもないと、少年の冒険は成立しません。
翻って、次男さん。
さて、帰宅後、次男は口内炎について自分で調べ、口の中を殺菌せねば!
と思ったらしく、歯磨きを始めます。
朝も歯磨きを忘れて学校に行くこともあったのに、なんという変わりよう!
母は驚きました。
念入りにちゃんと時間をかけて磨き、その後フッ素でうがいします。
殺菌や!!
と、気合いが感じられます。
夜は夜で、もう寝る。
と9時前からゲームもせずに、布団に入りました。
Noonさんからのサポートは受けつつも、基本的には
自分のケツは自分で拭くぞ
というマインド。
素晴らしいですよね。
映画と同じ、自分でグミの世界を探求するって決めたんだから、という、少年の健全でたくましい冒険心を感じました。
少し長くなりましたが、肩の力を抜いて読める間口の広さだけでなく、立体的な奥行きを残す素敵なエッセイではないでしょうか。
Noonさんの他の記事もぜひご覧下さい!
(ご参考)あなたの記事を紹介させてください!
こんな企画やってます!
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