経営者になったと感じるとき
おはようございます!
会社を経営してるだけでは、経営者になったと感じることはありません。
会社を経営している中で、ある局面を迎えたとき初めて、経営者なのだと自覚することになります。
ある局面とは私の場合、次のようなことです。
一つは、前の経営者が会社を離れることになり、突然会社の運営を任された時です。お客様は私のことなど意識していなかったでしょうし、社員も同じです。お客様が離れ、社員の方も離れていくことが容易に想像でき、いずれ会社は立ち行かなくなることが想定されました。それまでは、自分が上手くやれるかどうか、それを人がどう評価するかということが頭の大半を占めていました。しかしその時は、上手くやれるかどうか、人がそれをどう評価するかはどうでもよく、頭にありませんでした。うまくやらなければいけない。そのことだけでした。サイコロに例えると、ゾロ目は1/36の確率で出ますが、経営者になると、サイコロを振った以上はゾロ目を出さなければならないという立場に変わります。1/36の確率はなんの意味もなさず、ただひたすらゾロ目を出すためにサイコロを振るしかないのです。
もう一つは、自分の責任で採用した人を自分の責任で解雇しなければならなくなった時です。その人を前にすると、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。しかし、そうせざるを得ない状況になったわけですから、すべて自分の責任として頭を下げながら、会社を去っていただけませんかと頼むわけです。初めはうちの会社に来てくれと三顧の礼で迎え、最後は頭を下げてうちの会社から去ってくれと言うわけです。わがままもここに極まれりという形です。
いずれの場合も、権限を大きく預かった上で、自分で下した結論と行った行動、そしてその結果に対して、全責任を負うということです。
会社を経営するから経営者になるのではなく、手にした大きな権限を振るい、そのケツを持つことによって経営者になるのだと私は考えています。
今日もよろしくお願いします。
安島
