90年代の音楽を知らないアナタへ その88 I ADORE MI AMOR(91)/COLOR ME BADD 今こそカラーミーバッドの魅力について
親愛なる読者のみなさま。いかがお過ごしでしょうか。8月に入った途端、東京は猛暑日続き。部屋にいてもぐったりで、熱中症の危険を感じずにはいられません。涼しい音楽、BGMなんかご存知の方はぜひ教えてください!
ぼーっとしている頭のままネタ探しにと90年代のUSAヒットをいろいろ探っていたら、「そういえばいたなぁ」とカラーミーバッドに行きつきました。
90年代初頭、アメリカの音楽チャートを賑わせたR&Bグループです。甘くスムーズなボーカル、ヒップホップとポップスの要素を融合させたスタイル、そしてちょっぴりセクシーな歌詞で人気を博しました。
当時のアメリカではデビュー以来次々とヒットを飛ばし、あっという間にトップスターの仲間入り。そんなフィーヴァー的な本国の人気とは裏腹に、日本ではあまりその名前を耳にしたことがないという人たちが音楽ファンであってもいたんです。不思議ですよね…。
カラー〜がどんなグループだったのか、なぜ日本で知名度が広がらなかったのか、そして今こそ再評価すべき理由について書いてみたいと思います。
デビューは91年。最初のシングル「I Wanna Sex You Up」は、全米チャート2位、年間チャートでも2位という大ヒット。映画『New Jack City』にも使われ、当時の若者の間で一気にブレイクしました。
その後も、
「I Adore Mi Amor」(全米1位・2週)
「All 4 Love」(全米1位・1週)
と立て続けにヒット曲を生み出し、デビューアルバム『C.M.B.』は600万枚以上のセールスを記録。一時は本当に、アメリカ中のラジオで流れない日はないというほどの人気ぶりでした。
一方で、日本における認知度はかなり限定的です。
日本では唯一知られている曲が「I Wanna Sex You Up」。この曲は一部のラジオや洋楽チャート番組で取り上げられたこともあり、30〜40代の洋楽ファンには馴染みがあるかもしれません。
その後のUSAヒット曲「I Adore Mi Amor」や「All 4 Love」は、ほとんど日本では話題にもならず、あっさりと過去のひと扱い。CDも日本盤としてリリースされてはいたものの、プロモーションが少なかったことや、来日イベントなどもなかったため、広く定着するには至らなかったのもよういんでしょうね。
彼らの音楽が日本であまり広がらなかった理由としては、いくつかの背景が考えられます。
歌詞がやや過激(特にセクシャルな表現が多い)
ファッションやグループの見た目が日本の感覚に合わなかった
90年代初頭の日本ではユーロビートやJ-POPの全盛期で、R&Bの土壌がまだ育っていなかった
同時期に活躍したボーイズIIメンやマライア・キャリーのように「洗練されたR&B」が好まれる中で、Color Me Baddのちょっと“クセ強”な個性は受け入れにくかったのかもしれません。
しかし今だからこそCMBは日本でもヒットが狙えるはず!だと勝手に思ています。90年代音楽が大流行りですし、R&Bやニュー・ジャック・スウィングが好きな人も多いんですよ実は。TikTokを中心にCMBはきっと刺さるのではないでしょうか。
SpotifyやYouTubeで聴き直してみると、「意外と今でも通用するな……」と思える曲がたくさんありますよ。
「I Wanna Sex You Up」だけでなく、他のシングルにもぜひ耳を傾けてみてください。
日本では語られなかった“90年代”にきっと出会えるはずです!
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