ケヤキ(箒のような樹形)

おはようございます。
たぶんケヤキ(欅)だと思います。
見上げるほど大きな木が、空に向かってたくさんの枝を広げていました。太い幹から、いくつもの枝が鋭角に分かれ、さらに細かく枝分かれして、全体として扇を開いたような、あるいは箒(ほうき)を逆さに立てたような形をつくっています。
葉は黄色や茶色に色づき、高いところでは空の青に溶け込むように輝いていました。風が吹くたびに、カサカサと乾いた音を立てて、少しずつ葉を散らしています。その堂々とした立ち姿は、地面と空をつなぐ柱のようにも見えました。
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ケヤキのこの独特な樹形は、植物学的には「箒状(ほうきじょう)」と呼ばれます。多くの枝を斜め上に伸ばすことで、すべての葉にまんべんなく日光を当てようとする、植物の知恵だそうです。この美しい形のおかげで、夏は木陰をつくり、冬は葉を落として日差しを通すため、街路樹や庭木として古くから愛されてきました。
葉がすべて落ちたあと、冬空に黒い枝のシルエットが浮かび上がる姿もまた、格別の美しさがあります。今はその準備期間。華やかな紅葉の奥に、冬を越すための骨格が見え隠れしていました。
【過去のトピックス】
1.名前の由来:「けやけき木(際立った木)」という言葉に由来し、建材やシンボルツリーとして大切にされてきたことについて。
