ソウルメイトだと思ってた親友とケンカ別れして3年(後半)
…浮気くそ野郎のことを寝ても覚めても考える私は、縁切り神社に棚原と一緒に行ってもらった。
目的はくそ野郎を切ること。
そのまま恵比寿のBARに行き、最終的に高円寺で始発まで飲んだ。
その時突如としてか私たちはケンカになった。棚原とたくさの時間を過ごしてきたが喧嘩は初めてだった。
「浮気はしょうがない。浮気された方が悪い」と言ってきたのだ。
なんで今更そんなことを。
「私はあのときの自分を悪いと思いたくない。人の心は変わる。それは仕方ない。今回もあのときも浮気したやつが悪くなければ、私は生きていられない。それはあんたもわかってるのになんでそんなこと言う?」
遠ざかる私に棚原は、「俺たち、された方に問題があるからだ」というようなことを背中に言われた。
知らん。置いて帰った。
帰りながら大泣きで歩いた。棚原は1番分かってくれてた人だった。
一緒に過ごしすぎたのかもしれない。
ずっとLINEが鳴っていたが無視して、家に着いて
「もう帰った」とだけ送ってブロックした。
縁切り神社に、一緒に行ってはいけないというが、本当だった。
ソウルメイト、めちゃくちゃシンパシーを感じていた。棚原以上に「互いに言わずとも気持ちを理解できる」人とはまだ会ったことがない。すごく特別だったし、その特別に気がつくのも早かった。 ただし、両者恋愛関係には発展しなかった。まるで鏡のような棚原と向き合うということは、自分の嫌な部分を見せられてるようなこともたくさんあった。見た目が正反対かつ、お互いにタイプではなかったことも恋愛関係にならなかった。
ただ、かなり思考が非常に似ていた。もちろん違う箇所があったけれど、非常に近い所に彼は居た。。
最後になったあの喧嘩は悪い雰囲気…めちゃくちゃ私もキレていたので、縁が切れたことをあまり後悔してないような。
ソウルメイト棚原と、離れるべくして離れたのだと思った。
冒頭に戻って、「裸の心」が聴こえてくると何となく飛ばしてた。聴けなかった。
わたナギを見て、流れてくる「裸の心」に泣いた。
それはドラマに泣いてるのではなくて、棚原を思い出したから。
喧嘩別れして3年くらい。初めて少しだけ棚原に会いたいと思った。
なんだろう…現世の課題を一緒に体験するソウルメンバーだったのかなと思ってる。
携帯番号も必須で登録してたちょっと前の時代の出会いなのに、今探したら登録がなかった。3年前の私はちゃんと全てを消していた。
わたナギを見終わってからも、ずっと、何度も「裸の心」を聴いてる。あの日のドライブのことを思い出に。
