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自分のど真ん中で生きる子どもたちが、会社にきてくれましたー!!

おはようございます!日東タオルの鳥山です。

タオルの学校につながる活動として、小学生との学びの機会をいただきましたー!とって出しのレポートです!ご一読くださいー!

きっかけは、一冊の本でした


今年の3月、神奈川県・葉山にある「ヒミツキチ森学園」が出した『「学校はこうあるべき」って、だれが決めた?』という本を読みました。「あるべき」って、だれが決めたんだろう。タオルの世界に身を置いてきた僕にとっても、他人事ではない問いでした。「タオルはこうあるべき」「家業はこう継ぐべき」、そういう"あるべき"に、ずっと向き合ってきたからです。

読み終えてすぐに見学を申し込んで、葉山まで足を運びました。


青山校長との対話から


ヒミツキチ森学園は、「自分のど真ん中で生きる」を大切にするオルタナティブスクールです。実際に訪れてみると、子どもたちが自分の頭で考えて、自分の言葉で語っていました。学園が大切にしている理念が、ちゃんと子どもたちの姿になってあらわれている。そんな場所でした。

とても良い時間だったので、その後も校長の青山さんと何度もお話しする機会をいただきました。教育のこと、働くこと、生きること。会うたびに対話は深くなっていきました。

そうしたなかで、ひとつのプロジェクトが動き出します。森学園の子どもたちが取り組む「働くって?」をテーマにした3ヶ月の学びです。その一環として、ほんの1日の短い時間ですが、子どもたちが日東タオルへ会社見学にきてくれることになりました。


「タオルの学校」と関わり


実は、日東タオルでは森学園との関わりよりも前から「タオルの学校」が始動していました。タオルという身近なものを通して、学び合い、支えあい、対話やワクワクがやわらかく伝わっていく。そんな取り組みです。

森学園と関わるようになってから、その「タオルの学校」に新しい視点が加わりました。

「日東タオルとして、子どもたちの学びを支援する役割があるかもしれない」と模索しはじめたのです。

タオルを販売してきた会社が、子どもの学びにどう関われるのか。今回の会社見学は、その問いを実際に確かめる場でもありました。


6月4日、当日のこと


6月4日(木)の朝10時すぎ、最寄駅の改札に10名の子どもたちがあらわれました。ここから14時まで、お昼休みもふくめて約4時間です。

まずは黄色いビルの見学をして、つづいて加工・印刷所へ。タオル印刷用の型がどうつくられて、どう模様が刷られるのか。大きな機械の前で、職人の手元を、子どもたちはじっと見つめていました。

そして印刷体験です。今回は、森学園のロゴマークを、学園のトレードカラーである緑のタオルに、紺色で印刷しました。一人2枚ずつ、行列をつくって順番待ち。職人の指導のもと、位置がずれないように工夫しながら、慎重に圧をかけていきます。模様がきれいにうつった瞬間には「おおっ」と声があがりました。



するどい質問も!


午前の後半は、会社紹介と事前にいただいたたくさんの質問へのお答えの時間でした。

「タオルを製造販売以外に何をしていますか?」
「なぜ家族でやっているの?」
「いつも大事にしていることは何ですか?」

どれも本質をつく質問ばかりです。僕は鳥山家の家系図を見せながら、祖父のこと、父のこと、自分が家業を継ぐまでのことを、できるだけ正直にお話ししました。

お昼は子どもたちと一緒に過ごしました。40分ほどのランチタイムを同じ空間で過ごす、いい時間でした。


午後は、2つの研究テーマで


午後は、2つのテーマに挑戦してもらいました。

ひとつは「ゲームでまなぶタオル」。タオルのことを遊びながら学べるオリジナルゲームです。普段からゲームになじみのあるメンバーだけに、対戦型やマリオカート的なものなど、たくさんのアイデアが出てきました。

もうひとつは「オリジナルタオルをつくる」企画会議です。これがまた頼もしくて、「何枚売れるかな」「みんな喜んでくれるかな」「売値はいくらにしよう」と、しっかりした商売人の視点で検討していました。みんなで頭を寄せあって話し合って、最後はそれぞれのアイデアを発表してくれます。子どもたちの発想は、こちらの予想を軽々と越えていきました。

しめくくりに、みんなで集合写真を撮りました。


子どもたちがくれた言葉

帰り際、子どもたちがたくさんの感想を伝えてくれました。こちらが教える側のはずが、僕のほうが学ばせてもらった一日でした。

いつでも学ぼうとしている姿勢、いろんな人と仲良くやっていことしていること、家族と仲良くしていることを「すごい」と受け止めてくれたのが、とっても素直だなと思いました。それから「信頼されるためには、相当努力したんだろうな」と、信頼の裏側にあるものまで見てくれた子もいました。「自分のど真ん中で生きる」を大切にしている子どもたちだからこそ、僕の働き方をそんなふうに言葉にしてくれたのかもしれません。

なかでも驚いたのは、「継ぐまでには迷いがあったんだろうと思います」「もしかしたら、自分らしい道を選びたい気持ちがあったんじゃないか」と話してくれたことです。もちろん、家業を継ぐまで、僕には迷いがありましたが、それを小学生が短時間で見抜いているのは、ほんとにすごいなと思いました。


自分のど真ん中で生きる


この4時間で、子どもたちはたくさんの気づきをくれました。まっすぐな目で本質をつく問いを投げかけてくれて、「自分のど真ん中で生きる」という、森学園が大切にしている言葉も改めて思い出させてくれました。

タオルという仕事のこと、家族で働くこと、"あるべき"を疑って自分の道を選ぶこと。僕がいちばん大切にしてきたものと、子どもたちが大切にしているものは、どこかでつながっているのだと感じました。

一冊の本からはじまった出会いが、こんなに豊かな一日につながりました。タオルと学びは、やっぱりつながっている。「タオルの学校」を開いてよかったと、心からそう思える時間でした。これからも、学びと支えあい、を大事に活動していきたいと思います。

ヒミツキチ森学園のみなさん、青山さん、ありがとうございました。またいつでも黄色いビルに遊びにきてください。次は、もっとおもしろい企画を用意して待っていますねー。

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