檜原湖で、娘が見つけたもの
檜原湖で、娘が見つけたもの
令和3年8月28日
福島の檜原湖、早稲沢浜でキャンプをした。

湖の水は静かで、少し歩くと小さな川が流れていた。
透き通っていて、底の石までよく見える。
娘はすぐに靴を脱いで、水の中に入っていった。
冷たいとか、怖いとか、そういうのはあまり関係ないみたいで、
ただ気になったから、入った、という感じだった。

しばらく歩いたり、立ち止まったり。
石を拾っては、また落として。
何かを探しているようで、でも何も探していないようにも見えた。

特別なことは何もしていないのに、
なぜかずっと見ていられる時間だった。
湖のそばで過ごした、ただの一日。
こういう時間が、あとから一番残るのかもしれない。

家路につく車の中、
娘はいつになくぐっすり眠っていた。
