「家を建てるプロ」と「会社を経営するプロ」は、全く別の才能が必要です。
住宅業界に特化したヘッドハンターとして20年、私は日本全国500社以上の工務店を訪問し、1万2千人を超える方々と対面で話をしてきました。
その中で、多くの経営者様が抱えている「共通の苦しみ」があることに気づきました。
それは「自分はこんなに家づくりが好きなのに、なぜ組織づくりはこんなに上手くいかないのか」という葛藤です。
今日は、そんな孤独な闘いを続けている社長様へ向けて、少しだけ肩の荷が軽くなるお話を書きたいと思います。
「木」は裏切らないが、「人」は動かない

工務店の社長の多くは、元々は大工職人だったり、あるいは誰よりも数字を上げるトップ営業マンだったり「現場のプロ」としてキャリアをスタートさせています。
家を建てるプロは、図面を引き、材料を選び、ミリ単位の狂いもなく現場を納めることに心血を注ぎます。
そこには「正解」があり、努力は必ず形になります。
しかし、経営というステージに立つと、相手は「木」や「図面」ではなく、感情を持った「人間」になります。
「見て覚えろ」が通用しない若手。
良かれと思って言ったアドバイスでやる気を失う社員。
自分の右腕だと思っていた人材の、突然の退職。
「家づくりの情熱があれば、きっと社員にも伝わるはずだ」
そう信じて突き進んできた社長ほど、人が離れていく現実に直面した時、深く傷ついてしまいます。
しかし、以前の記事でもお伝えしましたが、
「良い家を建てる才能」と「会社を経営する才能」は、全くの別物です。
そして、その両方を完璧にこなせる人は、この世にほとんど存在しません。
経営者の仕事は「自分がいなくても回る仕組み」を作ること

家を建てるプロの視点は、どうしても「現場」や「商品」に向きます。
一方で、経営のプロの視点は「未来の組織図」に向いています。
伸びている工務店の共通点は、社長が一人で何役もこなす「スーパーマン」ではありません。
社長が現場で釘を打ったり、すべての商談に立ち会ったりしている限り、会社は社長のキャパシティ以上に大きくなることはありません。
経営者の真の仕事は、自分に足りない才能を持った「右腕」を迎え入れ、彼らが活躍できる場所を作ることなのです。
20年見てきたからこそ、お伝えできること

私はこれまで、多くの「後継者不在」や「管理職不足」に悩む工務店を見てきました。
一方で、適切な「右腕」を採用したことで、数年で売上が2倍になり、社長が本来やりたかった「理想の家づくり」に専念できるようになった事例も数多く見てきました。
もし今、あなたが「一人で頑張る経営」に限界を感じておられれば、ぜひこのアカウントをフォローして、これからの記事を読んでみてください。
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株式会社ライズエグゼクティブ
上原 たかひろ
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