Photo by
haru_lifelog
甘口しましょう
甘口なのよ
彼はとっても私には
だからついつい
我が儘しちゃう
欲しいものはどんなに高価でも
迷わず買ってくれるし
深夜に泣きながら突然訪ねても
いつも朝まで話を聴いてくれる
甘口なのよ
彼はとにかく私には
だからついつい
破廉恥しちゃう
彼のカードで他の男と遊び回っても
咎められたことは一度もないし
それどころかチェックアウトに合わせて
迎えに来てさえくれるんだから
甘口なのは私にだけ
誰にでもする筈がない
なのに私は満たされないの
信じることが出来ずにいるから
こんな狂騒はいつまでも続かない
だって彼が先にいなくなるのは
分かり切ったことなんだもの
だから勇気を持って言うわ
今夜しましょう、明かりを消して
甘口しましょう、二人きりで
