学んだことを「忘れる理由」と「身につけるしくみ」|学びを「残る形」に変える実践編|初めての脳のトリセツ🗒️
【脳について(はじめの一歩) No.BF00007】
表題1:🔹 学んだことを「忘れる理由」と「身につけるしくみ」
表題2:🔸 学びを「残る形」に変える実践編
内容 :学んだことが残るしくみと、自然に続く形を知る
目的 :みんなが脳のことを知り、生活・日常に彩るため
はじめに
「学んだはずなのに、もう忘れている」
そう気づいたとき、私はよく落ち込みます。
本を読んだ
動画も見た
メモもした
そのときは、たしかに分かった気がしていた
なのに、数日たつと、何を読んだのか覚えていない。
人に説明しようとしても、言葉が出てこない。
ノートを開いても、きれいに書いた文字だけが残っていて、自分の中にはあまり残っていない。
あなたにも、そういうことがありませんでしたか?
昨日、読んだことを今日から使おうと思っていたのに、「あれ、何を学んだんだっけ?」となって、そこで自分の記憶力の無さに落ち込む。
たぶん、あなたも同じような経験があるのではないでしょうか?
「自分は覚える力がないのかな」
「記憶力が弱いのかな」
「また中途半端で終わってしまったな」
そんなふうに、学びの話をしているはずなのに、いつの間にか自分を責める話になってしまうことがありませんか?
でも、本当にそれは、あなたの記憶力のせいなのでしょうか?
あなたが、学んだことが残らないのは、必ずしも記憶力が弱いからではないのかもしれません。
あなたが、一度で覚えようとしていたけど、一度で覚えられなかっただけかもしれません。
この記事では、学んだことが記憶に残るしくみを、できるだけ日常のわかりやすい言葉だけで書いていきます。
最初に、記事を地図に例えて言うと、学んだことを覚えるという流れには、この4つの道があります。
一度だけの学びは、消えやすいこと
何度か学ぶと、残りやすくなること
学んだことを使うと、もっと深く記憶に残ること
続く形になると、思い出しやすくなること
この4つだけです。
でも、この「たったこれだけ」を知っているかどうかで、学びとの付き合い方は変わりますよ。
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一度だけで残らないのは、自然なこと
人は、一度見たり聞いたりしただけのことを、ずっとそのまま記憶に残しておくわけではないのです。
考えてみれば、当たり前なのかもしれません。
朝から夜まで、私たちの中にはいろいろな情報が入ってきます。
スマホに出てくる言葉
誰かの会話
仕事や家事の予定
買わなければいけないもの
読んだ文章
見た動画
ふと思い出した過去のこと
あなたが、それらをすべて記憶に残していたら、頭の中はすぐいっぱいになってしまいます。
だから、脳は、全部を同じ価値では扱っていません。
何度も出てくるもの
自分で使ったことがあるもの
今の生活に深く関係があるもの
そういうものを、長く残そうとします。
逆に、一度だけ見て、その後まったく出てこないものは、だんだん記憶が薄くなっていき、最後には記憶の片隅に追いやられてしまいます。
これは、ダメなことではありません。
むしろ、脳の自然な働きです。
あなたは、ここを大きな勘違いしています。
一度読んで覚えられないと、「ちゃんと読めていない」と考えていませんでしたか。
一回聞いて使えないと、「理解が浅い」と決めつけていませんでしたか。
でも、今思えば、一度で残るほうが特別だったのかもしれません。
学んだ直後に気持ちが動いても、次の日には学んだ記憶は薄くなる。
それは、その学びが価値のないものだったからではなく、まだ「生活の中で何度も出会う形」になっていなかっただけです。
何度も触れると、学びは少しずつ居場所をつくる
同じ言葉を何度も見かけると、最初は気にしていなかったものが、少しずつ記憶に残るようになります。
たとえば、本で読んだ一文をスマホのメモに残しておく
朝、歯を磨いたあとにそのメモが見える
夜、少し疲れているときにまた見る
数日後、似たような場面で「あ、あの言葉」と思い出す
それくらい繰り返すことで、学びの記憶は、少しずつ自分の中に居場所をつくっていきます。
ここで無理に覚えようとしなくてもいいのです。
私は以前、ノートをきれいにまとめようとしていました。
色を分けて、見出しをつけて、読み返しやすくしていました。
それ自体は悪いことではないのですが、私の場合、ノートを作った時点で満足してしまうことが多かったんです。
きれいなページは増えるのに、学びの記憶はあまり変わらない。
それよりも、雑でもいいから何度か目に入る場所に置くほうが、あなたの記憶から呼び戻されます。
机の端に一行だけ学んだことを書いた紙を置く
スマホの最初に見るメモに学んだことを書いておく
予定表のすみに学んだことを短く書いておく
きれいではなくてもいい、何度も出会えればいいんです。
学びは「覚えるもの」というより、「何度も戻ってくる居場所」になります。
使うと、学びは少しだけ自分のものになる
読むだけ、見るだけでも、何度か記憶から呼び戻せば、記憶に残りやすくなります。
でも、もっと記憶に残したいときは、なんでもいいので、学んだことを使ってみるのがいいです。
使うと言っても、大袈裟なことではなく、なんでもいいので使うんです。
読んだことを誰かに説明する
自分の言葉で一行にまとめる
今日の中で1つだけ試してみる
うまくいかなかったことに当てはめて考えてみる
たとえば、この記事の考え方なら、こうです。
「一度で覚えようとしない」
この言葉を読んだだけで終わらせるのではなく、今日の自分に使ってみます。
何かを学んだあとに、すぐ完璧にしようとしていないか
忘れた自分を責めていないか
もう一度見える場所に学んだことを置いているか
これを1つだけ確認してみる。
それだけでも、ただ読んだ知識ではなく、今日の自分の行動につながってきます。
私は、夜に本を読んだあと、前は何ページ読んだかを気にしていました。
今も気にしてしまう日があります。
でも、最近は、読み終わったあとに一行だけ書き残すことがあります。
「明日の朝、これを思い出せたらいいな」
そんな感じで、メモに一行だけ書く。
次の日、必ず思い出せるわけではありません。
普通に忘れる日もあります。
でも、朝にスマホを見たとき、その一行が目に入ることがあります。
その瞬間、昨日の自分と今日の自分が、細い糸でつながるような感じがあります。
大げさなことではありません。
ただ、完全に消えていなかった記憶です。
それだけでも記憶に残りやすくなるかどうかは変わります。
続く形になると、がんばり続けなくてよくなる
学びを残すには、意思よりも「また出会う形」を残すことが必要です。
ここで言う「形」とは、特別な仕組みではありません。
自分の生活の中で、無理なく目に入る場所、思い出しやすい流れ、少し使える場面をつくってあげることです。
たとえば、
朝、目に着く場所に一行だけ書いておく
夜に1つだけ学んだことを振り返る
誰かに話す前に、短く言葉にしてみる
忘れたら記憶を呼び戻すメモをつくっておく
これくらいでも十分です。
むしろ、最初から大きく習慣を変えようとすると、長く続きません。
新しいノートを買う
やる気のある日に計画を立てる
1週間分の予定をきれいに書く
その日は少し前に進んだ気がする
でも、次の日の朝、予定を見ただけで気が重くなる。
「これを全部やるのか」と思った瞬間に、もうノートを閉じたくなる。
そんなことを繰り返してしまいます。
全部を変えようとする前に、記憶を取り戻せる場所を1つだけ作る
覚えられなかったら、そこをみる
続かなかったら、メモする量を減らしてみる
うまくいかない日は、やり方が今の自分に合っていないのかもしれない、と考えて、やり方を変えてみる
もちろん、それでもできない日はあります。
学んだことを思い出せなくて、つらくなる日もあります。
そういう日は、無理して学びを積み上げようとしなくてもいいのです。
【↑無料エリア】ここまでのまとめ
学んだことが残るかどうかは、努力の量だけで決まるわけではありません。
一度だけで終わっていないか
何度か触れる形があるか
少しでも使っているか
忘れたときに記憶を取り戻せる場所があるか
これが、思っている以上に影響が大きいのだと思います。
覚えようと力を入れるより、また出会えるようにしておく
1回で自分のものにしようとするより、生活の中で何度か使ってみる
完璧に続けるより、途切れても取り戻せる形にしておく
それだけで、学びは少しずつ記憶に残りやすくなります。
最後に、今の自分に聞いてみてください。
□ 最近、一度で覚えようとして苦しくなったことはありますか。
□ 学んだことを、もう一度見られる場所に置いていますか。
□ 今日、一つだけ使ってみることはありますか。
□ 忘れたときに、記憶を取り戻せる場所はありますか。
□ 続かないとき、量を減らす選択をしていますか。
【無料エリア】まででも、考え方は十分持ち帰れると思います。
「一度で覚えなくていい」
「何度も戻れる形にすればいい」
「使うのは一つだけでもいい」
このあたりが残っていれば、今日の学びとしてはもう十分です。
ここから先の【有料エリア】は、もう少し具体的に、自分の毎日の中に落とし込みたい方へ向けて書きます。
どこに置くか
いつ見るか
どう使うか
続かなかったとき、どう直すか
そういう実践の形や、見直すための問い、最後には文章や学びを整えるための精査プロンプトもまとめます。
必要だと感じた方だけ、この先の【有料エリア】に進んでみてください。
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学びを「残る形」に変える実践編
ここからは、考え方を実際の行動に変えていきます。
【無料エリア】では、学びが残る流れを見てきました。
一度で終わらせない
何度か触れる
少し使う
取り戻せる形にする
ここからは、それを自分の生活の中でどうつくるかを扱います。
ノートをきれいにつくる
毎朝決まった時間に見直す
読んだ本を全部まとめる
学んだことを毎日投稿する
そういうことに憧れた時期もありました。
でも、あなたには、それでは重すぎませんか?
だから、ここでは、少し気が重い日でも取り戻しやすい形を作っていきます。
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