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meltcreate
母とかなしみ
友人に手紙を書こうとレターセットを漁っていたらメモ帳が出てきた
母親の闘病時のものだ
亡くなるひと月前の数日分のメモ
正々堂々としながらも読みやすい字を書く母
その母らしさを残しながら少しずつ乱れていく文字
日にち、時間、体温、その日のようす
それだけが記される
最後のメモはその日のようすは書けなかった
一気にあのときに気持ちが戻る
あのときの悲しみが過去ではなく感傷ではなく今のわたしにストレートにつき刺さり涙があふれる
いつもは過去で懐古で愛おしむものなのに
不意をつくかのように感情があのときに戻る
それはやはり母の存在を感じたときで
忘れてないよ
でも忘れちゃう
でも憶えているよと指先でなぞる母の文字
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